浅草寺の仁王像を手掛けた仏師・錦戸新観の魂に触れる 茨城・下妻市のふるさと博物館で21年ぶりの企画展開催



「下妻ゆかりの彫刻家 錦戸新観の世界 ~一刀三礼- 仏使として生きる~」のチラシ(下妻市ふるさと博物館提供) ひと
「下妻ゆかりの彫刻家 錦戸新観の世界 ~一刀三礼- 仏使として生きる~」のチラシ(下妻市ふるさと博物館提供)

茨城県下妻市が生んだ孤高の彫刻家であり、仏師として名高い錦戸新観にしきどしんかん(1908~1995年)の作品を一堂に集めた企画展「下妻ゆかりの彫刻家 錦戸新観の世界 ~一刀三礼―仏使として生きる~」が2026年10月10日(土)から、下妻市長塚乙の下妻市ふるさと博物館で開催されます。

錦戸氏は、下妻市大宝生まれ。東京・浅草寺の仁王尊像(阿形像)の制作を手掛けたことでも知られる、日本を代表する仏師の一人です。今回の企画展は、同館では平成17年(2005年)以来、実に21年ぶりの開催となります。

普段の常設展示では、限られたスペースの中で作品を入れ替えながら紹介していますが、本展では錦戸氏の精緻な彫刻の世界を一堂に展示。一彫りごとに三度礼拝する「一刀三礼いっとうさんらい」の精神で仏像と向き合い続けた、その情熱と卓越した技術を存分に堪能できる貴重な機会です。

また、会期中の10月25日(日)には、開館30周年を記念した講演会も開催されます。歴史ファンの方は、展示と併せてこちらへも足を運んでみてはいかがでしょうか。

ふるさと博物館所蔵 令和8年度企画展
「下妻ゆかりの彫刻家 錦戸新観の世界 ~一刀三礼- 仏使として生きる~」
開催場所: 下妻市ふるさと博物館
住所:
茨城県下妻市長塚乙77
会期:
2026年10月10日(土)~11月15日(日)
開館時間: 午前9時~午後4時30分
休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日
※本展期間中の休館日:10/13、19、26、11/2、4、9
入館料: 一般 200円、児童・生徒 100円
※未就学児、65歳以上の方、障がい者手帳保持者は無料、団体(15人以上)割引あり

関連イベント:開館30周年記念講演会
日時: 10月25日(日) 午後1時30分~
演題: 「中世由来の村の由緒―いわゆる宗任神社蔵”御水帳”の世界―」
講師: 糸賀 茂男 氏(常磐大学名誉教授)
コーディネーター: 石塚 政弘 氏(茨城県まちづくりアドバイザー)

秋の気配深まるこの季節、下妻の地で紡がれた祈りの造形美をぜひ体感してください。


特 集

feature


特集一覧を見る