頑張っている自分に、大切な人との時間に　クリスマスはピアニスト江原葵さんのコンサート　群馬・桐生市で

桐生市出身のピアニスト、江原葵さんがゲストに群馬交響楽団首席フルート奏者、中條秀記さんを迎えるコンサート「～ピアノ・フルート・ピッコロの音色～『音色』のしらべVOL.4」が12月15日、群馬県桐生市の美喜仁桐生文化会館地下リハーサル室Ⅰで開かれます。

ドビュッシー「月の光」、シューマンの歌曲をリストがピアノ用に編曲した「献呈」はピアノソロで、20世紀の名曲といわれているプーランク「フルート・ソナタ」、「クリスマスメドレー」などをデュオで披露します。さらに、クリスマスにちなんで、アヴェ・マリアを２曲演奏。カッチーニ作曲はピアノで、マスカーニ作曲はフルートで披露します。

江原さんが1曲ずつ紹介しながら進行するので、より深く演奏会を楽しめそうですね。

演奏会は、音色を研究する、江原さんがプロデュースします。江原さんは東京音楽大学ピアノ演奏家コースでピアノと声楽を学び、繊細で情熱的な音色に定評があります。江原さんが企画・演出を手がける自身のコンサートは、バレエや日本舞踊、朗読とコラボレーションしたり、自作の物語を自ら朗読しながら演奏するなど、オリジナリティーあふれるステージで毎回好評です。ピアノや音叉の波動と振動を全身で浴びるピアノ音浴に呼吸法、瞑想を組み合わせたセルフケアワークショップも開催しています

中條さんは、9歳からフルートを始め、桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業。2000年にドイツのフライブルク音楽大学に留学し、06年に群響に首席奏者として入団しました。高崎経済大学附属高校芸術コースで後進の指導にもあたっています。中條さんが今回演奏するピッコロは、フルートよりも1オクターブ高い音がでる楽器で、ソロコンサートで演奏されるのは珍しいそうですよ。

2人とも、「音色」を大切にしている演奏家です。いつも頑張っている自分への癒やしに、大切な人と一緒に過ごすクリスマスプレゼントの時間として、訪れてみてはいかがでしょうか。江原さんのコンサートは毎回人気なので、チケットのお早めの購入をおすすめします。