桜川の雨引観音で「あじさい祭り」　6月10日～7月20日　入山有料化　人気の「水中花」は6月21日～7月6日

「花の寺」、雨引山楽法寺（雨引観音、茨城県桜川市本木の）で6月10日（火）から7月20日（日）まで、「あじさい祭り」が開催されます。

古くから信仰を集めてきた雨引観音は、桜、ツツジ、ボタン、アジサイなど、花の名所として知られています。特に梅雨の時期に咲くアジサイが有名で、茨城県内外から多くの参拝者が集まります。

境内にはおよそ100種、5000株のアジサイが栽培されており、新緑に映えます。

2025年6月9日現在で、見頃にはまだ少し早く、6月中旬以降に見頃になりそうです。

仁王門のそばに咲くアジサイ＝2025年6月9日撮影

この中には、野生品種のヤマアジサイ、ヨーロッパから逆輸入されたハイドランジア、新品種で同寺が命名した「雨引の聖」なども含まれています。

雨引観音境内に咲くアジサイ＝2025年6月9日撮影

今年から、祭り期間を通じて1人500円の入山料が必要になります。仁王門の近くに受け付けテントが設置され、そこで支払います。18歳未満は無料。祈祷や供養を申し込むと返金されます。

入山料徴収のため仁王門近くに開設される受付=2025年6月9日撮影

雨引観音、あじさい祭り入山料は500円

境内の池をアジサイが埋め尽くす人気イベント「水中華（花）」は6月21日（土）から7月6日（日）まで。「水中花」期間中の平日は午後8時、土日は午後9時までライトアップされます。「水中花」以外の期間は午後5時閉門です。

祭り期間中は、趣向を凝らしたさまざまなイベントが開催されます。

桜川市の市バス「ヤマザクラGO」は、土日祝日に雨引観音を経由するルートで運行していますが、混雑回避などのため「あじさい祭り」期間中は経由しませんのでご注意ください。