ボルシチ、ペリジョーク、ワレニキ…　桐生市の「キッチン・ウクライナ」は、ウクライナの家庭料理を提供　避難者の女性が心を込めて手作りしています

「キッチン・ウクライナ」（桐生市仲町2-7-11）は、ウクライナの家庭料理の店。シェフのクービック・ナタリヤさん（70）は、母国で40年ほど調理の仕事をしていましたが、22年3月に避難してきました。接客担当の娘のオジブコ・スィートラーナさん（49）さんは、17年前から日本に在住で、日本語も堪能です。

パンやサワークリームも手作り！

ランチセットは４種（1300円～）あり、人気のＡセット（1800円）はサラダ、ボルシチ、ペリジョーク（肉入りのパンオーブン焼き）、ワレニキ（マッシュポテトの水餃子）。

ウクライナの代表的な料理が味わえるＡセット

ボルシチはスペアリブのだしとビーツから出る赤紫色が鮮やかなスープで、ジャガイモ、キャベツ、ニンジン、タマネギなどを煮込んだ家庭料理の代表。パン、サワークリーム、アイスクリームなども、すべて手作りです。

手作りのウクライナ支援グッズも販売

ナタリヤさんは「心を込めて作っているウクライナの味を、ぜひ食べてください」と話しています。

「ウクライナの家庭料理をぜひ」とナタリヤさん（右）とスィートラーナさん

ハンドメイドのウクライナ支援グッズも販売。

ハンドメイドのウクライナ支援グッズも販売し、売り上げを大使館へ送っています

10月は開店1周年で、感謝の気持ちを込めたイベントを開催します。