小山市で12月21日に初開催　マルシェ「RE: BIRTH MARKET」に心身を癒す10店舗が集まります

栃木県小山市塚崎にある特別養護老人ホーム栗林荘（りつりんそう）にて12月21日（日）、マルシェイベント「RE: BIRTH MARKET」が初開催されます。テーマは「生きなおす。めぐりなおす。」。少し立ち止まり、自分自身を整える時間をそっと差し出してくれるマルシェです。

素の自分と向き合える場所

今回のマルシェで中心となっているのは、小山市神鳥谷でサロン「くつろぎサロンあなたと」（@andyou_salon）を営む石川佳美さん。

サロンを開業したのは、コロナ禍に適応障害を経験したことをきっかけに「まずは自分と対話できる場をつくりたい」との思いから。

おーラジ出演時の石川さん

ボディケアを通して人の身体に向き合う一方、介護福祉士として働いていた経験から、医療・福祉・教育など“人のケアをする立場の人”が安心して立ち寄れる居場所づくりにも力を注いできました。

20～30代の医療・福祉、行政職員のメンバーと5人で立ち上げた団体「けあサポin栃木」（@care.sapo_1010）では代表を務めています。

対人援助に関わる方が気軽に話せる場として、けあサポin栃木で始めたのが「けあカフェ」というイベント。7月にプレ開催、9月に第1回を開催し、来年から定期的に小山市内外で開催予定だといいます。

そして今回、けあサポin栃木や栗林荘のスタッフなどとマルシェを企画。「けあカフェ」と同時開催する運びとなりました。

飲食から体験、ボディケアまで

12月21日（日）のマルシェ「RE: BIRTH MARKET」の出店者は、「ケア」「生きなおし（Re: Birth）」というテーマに共感した現役の薬剤師や看護師、理学療法士、歯科衛生士、介護福祉士、元教員など。

あわせて10店舗がやって来ます。フードや癒し、体験を通して自然な交流が生まれそうです。

同時開催の「けあカフェ」は12時30分から。また、14時からは音楽療法を取り入れた音楽会を開催します。

詳細はInstagram（@re_birth_market）をご確認ください。

心や身体を整える機会に

「人のことばかりで気づけば自分は後回し」「なんとなく疲れが抜けない」…。日々、そんな感覚を抱いている人も少なくないのでは。

そうした人はもちろん、「栗林荘ってどんな場所？一般の人が入っていいの？」という人も、気軽に足を運べるイベントです。

会場となる栗林荘

会場となる栗林荘

「生きなおす」「めぐりなおす」という言葉が具現化された空間で、自分の心や身体を整えてみてはいかがでしょうか。