2024年もあとわずか。北関東3県境エリアの生活情報サイト<とりぷれ>では、この一年に栃木県内エリア(足利市、佐野市、栃木市、小山市、野木町)で起こった“五大ニュース”をピックアップ。どんなことがあったのか、年の瀬に振り返ってみませんか。
栃木市にJリーグチーム誕生へ
栃木市をホームタウンとするプロサッカーチーム「栃木シティFC」が11月17日、日本フットボールリーグ(JFL)で初優勝し、Jリーグ昇格を決めました。
日立製作所栃木事業所の実業団チームとして1947年に誕生し、栃木ウ―ヴァFCなどを経て、2019年から現在の名称となった栃木シティFC。
栃木市岩舟町三谷にホームスタジアムと練習場を持ち、Jリーグ入りを目指して関東リーグ、JFLで戦ってきました。
来シーズンは2025年2月に開幕するJ3に参戦します。宇都宮市をホームタウンとする栃木SCとの「栃木ダービー」にも注目が集まっています。
小山駅西口のロブレ閉鎖へ
10月19日、JR小山駅西口のビル「ロブレ」が2028年度までを目安に閉鎖される方針であることが明らかになりました。
ロブレは1994年、JR小山駅西口に地下2階、地上8階建ての再開発ビルとして開業。スーパー「イズミヤ」をはじめ、映画館や飲食店、書店などがあり、家族連れや学生たちで賑わいました。
経営が悪化し、多額の修繕費用も想定されることから、開業30周年の節目に寂しいニュースとなりました。
跡地には、小山市役所南側にある中央市民会館の移転案が検討されているということです。
佐野市で県内史上最高気温
7月29日は全国各地で危険な暑さとなり、佐野市では県内観測史上最高となる41.0℃を記録しました。
気温が40℃を超えるのは県内で初めて。全国で見ても、静岡県浜松市(2020年)と埼玉県熊谷市(2018年)で観測した41.1℃に迫る歴代3位タイの気温でした。
この日は同じ<とりぷれ>エリアの群馬県館林市、茨城県古河市でも40℃超えの気温に。暑かった2024年の夏を象徴する一日となりました。
足利市の中橋が架け替えへ
渡良瀬川に架かる足利市のシンボル「中橋」が架け替え工事にあわせて、10月1日から車両通行止めとなりました。
中橋は足利市中心部を南北に結ぶ交通の要衝であり、三連アーチの外観は市民の原風景として長く親しまれてきました。
今後、下流に設置する橋脚に三連アーチを移設し、2025年5月ごろには歩行者・自転車専用道路として利用を開始します。中橋自体の完成は2028年春の予定です。
新施設&新店舗がオープン
栃木県内の<とりぷれ>エリアでは、2024年も多くの新施設や新店舗がオープンしました。
栃木市の「こどもっちパーク栃木おおひら店」は4月25日に開店。天気や気温に左右されずに遊べる、大規模な子供向けの室内遊び場として話題を集めました。
小山市には4月19日に「3COINS+plus おやまゆうえんハーヴェストウォーク店」、5月24日に「無印良品ヨークタウン小山雨ヶ谷店」が相次いでオープンしました。
“スリコ”こと「3COINS+plus」は、ついに小山市に初進出。北関東最大の大型店舗で「ごはんもん」「おかしもん」といった食品も取り扱っています。
「無印良品」は栃木県内最大級の品揃え。全国で2店舗目となるキッズスペースが設置されていて、小さいお子さん連れでも気軽にお買い物を楽しめます。
足利市では12月1日、渡良瀬川河川敷に観光施設「わたらせリバープラザ」がオープンしました。
ハンバーガー店やキッズスペース、eスポーツエリア、職業体験ブースなどを備えていて、屋外に置かれた「足利」の文字のモニュメントも特徴的です。
さて、2025年の<とりぷれ>エリアには、どんな話題が生まれるのでしょうか。