茨城県桜川市と石岡市を結ぶ、県内最長となる上曽トンネル(3538メートル)が2025年9月27日(土)に開通するのを前に、住民らにトンネルを歩いてもらう「トンネルウォーク」が20日(土)、両市のトンネル入り口から同時開催されました。

トンネル入り口付近の物販・飲食コーナー=桜川市真壁町山尾
トンネルウォークは、両市のトンネル入り口とトンネル内の市境の3カ所でスタンプを押してもらうスタンプラリー方式で行われ、開通を待ち望む両市民ら多数が参加しました。

桜川市側のトンネル入り口=桜川市真壁町山尾

桜川市と石岡市の境界で記念撮影する人たち

上曽トンネル石岡市側坑口で記念撮影する人たち=石岡市上曽
参加者らはトンネルを往復したり、市境で折り返したりして、思い思いのペースで開通前の貴重な「歩行者天国」を満喫していました。トンネルを完歩した人には「証明書」が贈られました。

桜川市と石岡市の市境でスタンプを押してもらうスタンプラリー参加者

上曽トンネルウォークの完歩証明書
両市のトンネル入り口付近では趣向を凝らしたイベントが繰り広げられ、参加者らはカレーやラーメンなどのB級グルメに舌鼓を打ったり、地元の新鮮な野菜や加工品を買い求めたりしていました。

桜川市側坑口付近の物販・飲食コーナー
上曽トンネルは片側1車線で、桜川市1599メートル、石岡市側1939メートルの計3538メートルで茨城県内最長。取り付け道路を含めた総延長は5580メートル(桜川市2630メートル、石岡市2950メートル)になります。
27日午後3時に供用開始されます。