栃木、群馬、埼玉の3つの県が接する隠れた観光スポットを発信するイベント「三県境10周年記念フェア」が3月7日(土)、埼玉県加須市の道の駅かぞわたらせで開催されます。行けば話のタネになること間違いなしの三県境ですが、その存在を知っていましたか。当日のイベント内容とあわせてご紹介します。
三県境ってどんなところ?
文字通り3県の県境が1つの場所で接する「三県境」は、県道9号線(佐野古河線)沿いの道の駅かぞわたらせから南東に約400mほど離れた場所にあります。
市町でいうと、栃木県栃木市(旧藤岡町)、群馬県板倉町、埼玉県加須市(旧北川辺町)の境界です。

栃木、群馬、埼玉の3県境が接する「三県境」
全国に三県境は40カ所以上ありますが、山や川に境界が引かれているケースが多く「歩いて3歩で回れる平地の三県境はここだけ」なのだそう。
実際に足を運んでみると、畑に囲まれた一帯に、ここが県境であることを伝える木製の立て看板が置かれています。
休憩用の木のイスも置かれていて、のどかで心安らぐスポットです。
三県境が10周年ってなぜ?
しかし、県境が10周年とはどういうことなのでしょうか。
三県境はかつて渡良瀬川の中にありましたが、明治~大正時代の河川改修工事で埋め立てられ、平地となりました。

交点のコンクリート柱には直径8cmのプレートが付いている
それからしばらく県境の具体的な位置は不明確なままでしたが、測量などを通して明らかに。その地点を定めた行政区域境界確認書に栃木市、板倉町、加須市の3市町が調印したのが2016年3月31日のことでした。
隠れた観光スポットとしてPRが本格化したのもそれからで、調印から10年の節目を迎える今年(2026年)を「10周年」としています。
三県境フェアの内容は?
調印を記念して毎年、この時期に行われているのが「三県境フェア」です。
10周年の今年の開催日時は、3月7日(土)10:00~14:00。メイン会場は、三県境から近い「道の駅かぞわたらせ」です。

主な内容としては、①地元の物産販売②三県境ガイドツアー③ご当地キャラ登場-が展開されます。
物産販売では、栃木市の「いちご」、板倉町の「きゅうり」、加須市の「トマト」といった各市町自慢の農作物をメインに、そのほかの特産品も並びます。
ボランティアガイドの案内付きで三県境を見て回るガイドツアーは11:00~、13:00~の2回で、いずれも道の駅かぞわたらせからスタート。全国的にも珍しい三県境の成り立ちについて、くわしく知ることができます。
ご当地キャラは栃木市の「とち介」、板倉町の「いたくらん」、加須市の「こいのぼりん」「スイハンジャー」が10:30~、12:30~の2回登場します(とち介は10:30~の回のみ)。

道の駅かぞわたらせ
ご当地キャラの登場は雨天中止。三県境へのガイドツアーも中止となる場合があります。
遊水地のヨシ焼きも見られる
当日の3月7日(土)は、三県境から近い渡良瀬遊水地でヨシ焼きが行われます。
道の駅かぞわたらせの展望台からも、広大なヨシ原に真っ赤な炎と黒煙が立ち上る光景を望むことができます。
渡良瀬遊水地のヨシ焼きと三県境という、このエリアが誇る“2大観光資源”を堪能できる貴重な一日になりそうです。
予報によると、当日は天気が心配されます。ヨシ焼きは降雨や強風で延期となる可能性がありまが、三県境フェアの開催日は3月7日(土)で変わりませんのでご注意ください。
期日:2026年3月7日(土)
時間:10:00~14:00
会場:道の駅かぞわたらせ(埼玉県加須市小野袋1745-1)
詳細:加須市役所HP(https://www.city.kazo.lg.jp/eventboshuichiran/43057.html)
