体験宿泊リポート　ハワイアンテイストあふれるグランピング＆キャンプ施設　「アロハグランピングリゾートサカイ」①《施設紹介編》

南国ハワイをテーマにしたグランピング＆キャンプ施設「ALOHA　GLAMPING　RESORT　SAKAI（アロハグランピングリゾートサカイ）」が、4月27日（土）いよいよグランドオープンします。それに先駆け、プレオープン期間の先日、ご厚意で体験宿泊させて頂きました。2回に分けて、同施設の魅力をご紹介します。1回目は、自然の中で非日常体験のできる施設についてご紹介します。

グランピングは初体験です

吊り下げられたALOHAの看板で、否応なく気分が盛り上がります＝境町西泉田

筆者のキャンプ経験は、よくあるテント泊ではなく、主にオートキャンプばかり。車の中で寝泊まりするため、テントも所有していません。もちろんグランピング施設に宿泊するのは初めてです。

圏央道の「境古河IC」から車で3分ほどの雑木林の中に「ALOHA　GLAMPING　RESORT　SAKAI」はあります。境高速バスのバスターミナルもすぐ近くにあるので、東京駅から高速バスで約90分で到着することもできます。

約1万平方メートルの敷地には、コテージが4棟、テントサイトが12区画設置されています。先ずは受付でチェックイン。運営会社「Summy」の島崎敦社長が笑顔で出迎えてくれました。陽光が降り注ぐ明るい受付の内部も、どことなくハワイ気分にさせてくれます。

入口の脇にある受付棟＝境町西泉田

三角屋根のおしゃれなコテージ！

早速、今晩宿泊するコテージに案内してもらいました。今回宿泊したのは「オアフ」。2名～4名（最大6名）が宿泊できます。コテージの脇まで車で入ることができるので、荷物が多くても楽ちんです。コテージの外観はいずれも三角屋根で、室内は天井が高く、圧迫感を感じることもありません。前面はガラス貼りで、木漏れ日が室内に優しく差し込んできます。

今回宿泊したコテージ「オアフ」。愛犬と宿泊することもできます＝境町西泉田

焚き火で癒やされるひととき

荷解きもそこそこに、雑木林の中に広がる敷地内を散策します。通路にはウッドチップが敷き詰められており、小さなお子さんが万一転んでも大丈夫なように配慮されていました。

敷地の中心部には、岩で囲まれた焚き火エリアがあります。まだ太陽は沈んでいない時間でしたが、既に炎がゆらめいていました。木製の椅子に座ると、視界に木々が飛び込んできます。この時期にしては暖かい日でしたが、焚き火の温もりも心地よく、日頃の疲れが溶け出していくようでした。

施設の中央部にある焚き火エリア。昼間でも炎の温かさと揺らめきに癒やされます＝境町西泉田

アウトドアサウナも楽しめます

焚き火エリアの脇には、宿泊者専用のアウトドアサウナが用意されています。木の香りが漂うサウナでたっぷり汗をかいた後、ウッドデッキに用意された椅子で外気浴。森の木々のざわめきを感じながら「ととのう」ことができます。

印象的なモニュメントの奥の建物ががアウトドアサウナです＝境町西泉田

アウトドアサウナは、宿泊申込時に事前予約が必要です。利用の際には、水着やラッシュガードなどサウナ用の服装になる必要があります。グランピング宿泊者は1組2000円、テントサイト宿泊者は1組6000円で、50分間利用できます。

サウナで温まったら、外気浴で思う存分「ととのう」ことも可能です＝境町西泉田

愛犬とともに過ごすことも

4棟のコテージのうち2棟は、愛犬と過ごすことができるドッグコテージとなっています。筆者は犬を飼っていないので、ドッグコテージに人間だけで宿泊しました。ドッグコテージでは1階部分で愛犬と共にグランピングを楽しむことができるほか、犬用ウェットティッシュや犬用トイレシートなど、愛犬用のアメニティも用意されていて安心です。

コテージ脇の専用ドッグランだけでなく、共有のドッグランも完備されており、愛犬と思う存分戯れることができます。

ドッグランも完備しています＝境町西泉田

雑木林の中の、ハワイの雰囲気をまとったコテージで過ごす、グランピングという非日常の時間。日も暮れて、否応なく気分が盛り上がってきました。どのような夜になるのか楽しみです。

次回は、コテージでの様子をお伝えします。

日が暮れて、木々の間から月も顔を出しました。どんな夜を過ごせるのでしょうか＝境町西泉田