強豪校を撃破して全国へ! 茨城・筑西市の下館一高文芸部が「俳句甲子園」「短歌甲子園」に17年ぶりダブル出場



俳句甲子園と短歌甲子園に出場する下館一高文芸部員たち=筑西市下中山 ひと
俳句甲子園と短歌甲子園に出場する下館一高文芸部員たち=筑西市下中山

茨城県筑西市県立下館一高文芸部が、高校生による俳句・短歌の最高峰大会「第29回俳句甲子園」および「第21回短歌甲子園」へのダブル出場を決めました!それぞれの地区予選で全国的な強豪校を見事に下し、大舞台への切符をつかみ取っています。

伝統ある文芸部、17年ぶりの快挙

下館一高文芸部は、これまでにも全国の舞台で輝かしい歴史を刻んできました。全国大会への出場は、俳句が2年ぶり14度目(過去最高・準優勝)、短歌が2年連続13度目(過去2度優勝)となります。そして、両大会へのダブル出場を果たすのは、なんと2009年以来、17年ぶりの大快挙です。

東京の名門校を破り全国へ!

6月14日に行われた俳句甲子園の地区予選(東京第2会場)では、ドラマチックな展開が待っていました。予選で最多優勝回数を誇る名門・開成高校(東京)との対戦では、作品の出来とディベートで競い合い、1勝1敗・旗判定同点という大接戦に。その末、総合得点優勢で見事に勝利を収め、決勝へと駒を進めました。

続く決勝戦の相手は駒場東邦高校(東京)。「霾(つちふる)」という難しい兼題に対し、下館一高チームは以下の3句を披露しました。
・〈霾や万の埴輪の違ふ顔〉
・〈戦争は線を引くこと霾れり〉
・〈モノクロのしあわせバタ~霾れり〉
白熱したディベートの結果、3-0で見事な圧勝!さらに、短歌甲子園でも昨年に続き全国への切符を勝ち取っています。

チーム一丸で狙う「全国制覇」

今回の俳句甲子園には、主将の谷島希明のあさん(2年)、小林澪央さん(同)、菅初菜かんはなさん(同)、篠崎りあんさん(1年)、中野太賀さん(同)の5人が出場します。谷島さん、小林さん、菅さんの2年生トリオは短歌甲子園にも出場予定です。また、1年生の菅原功稀あつきさんと浜谷百恵さんがサブメンバーとしてチームを力強く支えます。

経験豊富な2年生がチームを牽引する中、1年生たちも「先輩たちに付いていこう」と独自に「俳句交換日記」を回すなど、日々工夫しながら腕を磨いています。

大会に向け、1年生の中野さんは「ディベートをもっと詰めていって、全国は楽しんでいけるようにしたい」と笑顔で話してくれました。顧問の中原壱朋(かずとも)教諭も「昨年は個のチームでしたが、今年は特にディベートの方向性が一つを向いており強いです。決勝リーグはいけるのではないか」と期待を寄せています。

そして、主将の谷島さんは「全員が同じ熱量で同じ方向を向いている。チーム一丸で全国制覇を狙う」と力強く意気込みを語ってくれました。

注目の全国大会は、まず8月7日から9日にかけて岩手県盛岡市で「第21回短歌甲子園」が開幕し、続いて8月22日、23日に愛媛県松山市で「第29回俳句甲子園」が行われます。

全国の頂点を目指して情熱を注ぐ、高校生たちの熱い夏にぜひご注目ください!


特 集

feature


特集一覧を見る