第108回全国高校野球選手権栃木大会の決勝戦が7月26日(日)行われ、佐野日大高校が5-4(延長十回タイブレーク)で国学院栃木高校に勝ち、優勝を果たしました。県南勢同士の息詰まる攻防を制して、いざ16年ぶり7度目となる夏の甲子園へ乗り込みます。
逆転サヨナラの劇的な決着
夏の甲子園出場権を懸けた栃木大会決勝で、県南部の高校同士が対決するのは1999年の栃木南高校-小山西高校以来27年ぶり。
準決勝までの4試合すべてで無失点の佐野日大高校と、全試合2桁安打で打線好調の国学院栃木高校の対決となりました。
試合は佐野日大高校が五回に1点を先制。国学院栃木高校は六回に追いつくと、九回表に勝ち越し点を挙げ、1点リードで九回裏の守備を迎えます。
2アウトで「あと1人」まで追い込まれた佐野日大高校ですが、そこから同点打が出て延長へ。
十回表に国学院栃木高校が2点を挙げて再びリードするも、その裏に佐野日大高校が1点を返します。なお続くチャンスで、小島颯人選手(足利市立山辺中学校出身)が逆転サヨナラの2ランホームラン。劇的な幕切れで試合を決めました。
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 国学院栃木 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 |
| 佐野日大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3x | 5 |
どちらの学校にも甲子園に行ってほしい-。そう思わずにはいられない熱戦でしたが、切符はわずか1枚。勝利を引き寄せた佐野日大高校の執念も、4年ぶりの優勝まであと一歩に迫った国学院栃木高校の頑張りも、たいへん素晴らしいものでした。
春夏連続の甲子園は33年ぶり
佐野日大高校は、甲子園球場で8月5日(水)に開幕する全国高校野球選手権大会に出場します。
選抜高校野球大会(センバツ)に続く春夏連続の甲子園出場は、栃木県勢では9年ぶり。佐野日大高校としては33年ぶり2度目となります。
春は1回戦で三重高校(三重県)に敗れているため、今度こそ勝って校歌を歌いたいところ。夏の甲子園に初出場した1989年のエース麦倉洋一監督と、選手たちの夏はここからが本番です。
