フェイスブックやインスタグラムをはじめとするSNSからさまざまな情報が手に入り、その中には有益な情報もあればちょっと怪しい情報もあります。そして先日、うれしい情報を目にしました。
「ギャラリー」はどこ?
「山法師入荷しました」
筑西市乙にある「酒ギャラリーあまがい」という酒販店からの情報です。
「山法師」は山形県東根市にある六歌仙という酒蔵が醸す酒です。特に「純米爆雷辛口山法師(原酒生酒)」という銘柄は日本一の辛口と言われています。毎年、友人が取り寄せて飲ませてくれる、パンチの効いた日本酒です。
その酒を買える店が茨城、それも筑西市にあるとは…。
一瞬目を疑いましたが、デマでも仕方がない思いその店に行ってみることにしました。ナビに住所を入れて向かったところ、それらしき場所に着いても店は見当たりません。フェイク情報だったかと思いつつも、周辺を車でウロウロしていたら看板を発見しました。
その看板に従い駐車場に車を止めて店に向かいます。
そしてやっとたどり着いたのは、ショップ、ギャラリーというより倉庫でした。車でこの前を通りましたが全く分かりませんでした。
通が好みそうな日本酒、ワインがズラリ
しかし、倉庫に入ると驚きの景色が。酒が整然とに並べられています。しかも見たこともない酒がたくさんありました。
「東京で開かれる展示会等で試飲して気に入ったものを取り寄せてそろえています」とご主人。それを目当てに遠方から駆け付ける人も多いそうです。
ご主人の説明を受けていると、どのお酒も飲みたくなります。そしてこの日のお目当て「純米爆雷辛口山法師(原酒生酒)」と、漢字ばかりでいかにも辛そうな日本酒との対面。蔵元・六歌仙の説明によれば、日本酒度+28(アルコール18%)で、日本一辛い純米酒になります。
茨城で、それも地元の筑西市で買えるのが本当に信じられません。感激のあまりご主人をハグしたくなりました。
何でも聞いて!
店の奥にはワインが並んでいて奥さまが説明してくれました。ワインも珍しいものが多く、説明を聞くたびに飲みたくなります。
たまたま見たフェイスブックの情報につられ足を運びましたが、すっかり「酒ギャラリーあまがい」に魅了され、取材までさせていただきました。
丁寧に説明してくださった飯村さんご夫妻に心から感謝しかありません。ちなみに購入した「純米爆雷辛口山法師」は2日で飲み干してしまいました。次回はご主人お薦めの「大信州」を飲んでみたいと思います。