茨城県筑西市、下館駅北口の稲荷町商店街のメイン道路を入った所に、イタリア料理店「Osteria Gufo(オステリア グーフォ)」があります。
店主は小泉章さん(40)です。栃木県出身、都内のイタリア料理店で15年ほど修行し、以前洋食屋さんだった店舗を改装して2024年5月にオープンしました。店名の「Gufo」は日本語でフクロウ。「不苦労」など縁起がいいと言われているフクロウから験を担ぎ、加えて皆に覚えてもらえるようにという思いで付けました。
ランチは2種類から
ランチメニューとディナーメニューがあり、ランチはAセット(サラダ、バゲット、メイン、ドリンクバーで1300円)と、Bセット(サラダ、バゲット、前菜、メイン、ドリンクバーで2000円)の2種類です。メインのパスタは3種類あり、そのうち2つは定期的に変わります。野菜は茨城県産を多く使うようにしており、パスタソース、ティラミス、パンナコッタは手作りです。
今回はBセットをいただいてみました。前菜はその時々で内容が変わります。この日はキャロットラペ、ジャガイモのグラタン、インゲン豆のトマト煮、モルタデッラソーセージのスライス、ガスパチョでした。鮮やか、華やかで気持ちが高揚します。
キャロットラペはさっぱりしていて食欲を増進させます。ジャガイモのグラタンは、薄切りのジャガイモを何枚も重ねて焼き上げており、チーズと生クリームの味が程よく絶妙な味付けです。インゲン豆は柔らかくトマトの風味豊か。モルタデッラソーセージのスライスは柔らかく、豚肉の優しい味が感じられます。ガスパチョはトマト、パプリカ、ピーマン、キュウリがペースト化されていて、酸味がありさわやかです。
いよいよメインのパスタです。いただいたのは牛スネ肉のボロネーゼ(ランチメニューでは+150円)です。メニュー表に「たっぷりお肉のミートソース」と説明書きがありました、言葉の通り牛スネ肉がたっぷり、ボリュームがあります。パルミジャーノレッジャーノチーズがかかっていて、牛スネ肉と玉ネギ、ニンジン、セロリ、マッシュルーム、ニンニクなどがが一緒に煮込んであります。牛スネ肉が柔らかく、ちょうどいい味付けです。
メニュー豊富なディナー
ディナーの時間帯は、前菜に単品のオリーブのマリネ(460円)、自家製ピクルス(460円)、削りたて生ハム(660円)、前菜・生ハム盛り合わせ(1210円)、前菜盛り合わせ(1500円)など気になるメニューが並んでいます。
サラダ単品は、グリーンサラダ(770円)、削りたて生ハムのグリーンサラダ(1100円)の2種類。パスタ単品は、アラビアータ(990円)、カルボナーラ(1210円)、牛スネ肉のボロネーゼ(1320円)、ゴルゴンゾーラのクリームソース(1100円)、ネロディセピア(1250円)があり、イカ墨好きの筆者としてはイカ墨のスパゲティのネロディセピアにそそられます。
デザートは、ティラミス(550円)、ジェラート(バニラ350円、ピスタチオ450円)、パンナコッタ(450円)とどれも魅力的です。
小泉さんは、「ランチは品数多めにしてお得感を出しています。ディナーも頑張っているのでぜひ食べにきて下さい」と来店を呼び掛けています。
所在地:茨城県筑西市丙143-9
電話番号:090-2227-9407
営業時間:午前11時半~午後3時(ラストオーダー午後2時)、午後5時半~午後10時(ラストオーダー午後9時)
定休日:月曜(不定休あり)
インスタグラム:https://www.instagram.com/osteriagufo/