みどり市

富弘美術館(みどり)の詩画展は、いのちの尊さと輝きが表現された「絵と言葉の共演」です 



現代芸術の新たな表現

絵と言葉(詩文)をひとつの画面に収め、絵が言葉を生かし、言葉が絵を生かしている画文一体の表現「詩画」。

昨年7月から9月にかけて募集した詩画作品を紹介する「第12回 富弘美術館 詩画の公募展 絵と言葉の共演―新しい詩画の世界―」が2月23日まで、みどり市東町の富弘美術館で開催されています。

同展は、詩画という表現を現代芸術の新たな表現形式として広く一般に普及させることを目的としており、毎回多くの応募があります。

今回は、一般528点、みどり市小中学生の部880点、計1408点の力作が集まりました。

「星野富弘が描く椿」も

厳正な審査の結果選ばれた一般の部・みどり市小中学生の部の入賞者18人と入選者74人の作品、また、みどり市小中学生の部に出品されたすべての作品を展示します。

作者一人ひとりの体験や感性から生まれる「いのちの尊さ・いのちの輝き」が表現された見ごたえのある作品の数々をぜひご覧ください。

昨年亡くなった星野さんが数多く描いた「椿」を題材とした作品やエッセイを紹介する特別展示「星野富弘が描く椿」も同時開催中です。

「カンボタン」(1991年)、「ヒヨドリ」(2004年)、「冬の枝」(1996年)などの作品が並びます。

心癒やされる星野さんの作品の数々。琴線に触れる、お気に入りの作品に出合えるかもしれません。

会期中イベントとして、
星野さんの詩やエッセイを音楽の調べにのせて朗読する「定期朗読会」(1月25日と2月22日①午前11時半~午後0時半②午後0時半~1時、申し込み不要)や、
季節のテーマに沿った折り紙やオリジナル缶バッチ作りを楽しむ「折り紙教室・缶バッチづくり」(2月15日午後1時半~3時半、缶バッジ作りは材料費100円、申し込み不要)を実施します。

第12回 富弘美術館 詩画の公募展 絵と言葉の共演―新しい詩画の世界―
日時:~2月23日 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時半まで)
休館:月曜
会場:みどり市の富弘美術館(みどり市東町草木86)
入館料:大人520円、小中学生310円、幼児無料
問い合わせ:0277ー95ー6333(富弘美術館)

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