佐野市「かたくりの花まつり」1週間遅れで開幕　開花状況、イベント内容をお伝えします！

栃木県佐野市の万葉自然公園かたくりの里で、3月7日（金）の開幕が延期になっていた「かたくりの花まつり」が、3月14日（金）からいよいよ始まります。延期はカタクリの開花が遅れていたためですが、最新の状況はどうなっているのでしょうか？イベント内容とあわせてお伝えします。

カタクリの開花状況は？

万葉自然公園かたくりの里は三毳山の北側にあり、カタクリの群生地として日本有数の規模を誇ります。

その数は約150万株ともいわれ、見頃ともなると斜面一体が薄紫色に染まります。

昨年も開花が遅れ、見頃が3月下旬に＝2024年3月21日（下野新聞）

佐野市観光協会によりますと、3月10日（月）時点で蕾（つぼみ）が増えてきたという状況。「今週末以降に見頃を迎えそう」とのことです。

見頃は1週間程度続くそうなので、週末であれば3月22日（土）～23日（日）頃がベストかもしれません。

最新の開花情報は、佐野市観光協会のホームページ（https://sano-kankokk.jp/）やSNSで随時更新されます。

花まつりのイベントは？

万葉自然公園かたくりの里が会場となる「かたくりの花まつり」。開催期間は2025年3月14日（金）～3月30日（日）です。

開幕が3月7日（金）から1週間後ろ倒しになりましたが、イベントの開催日に変更はありません。

花まつり期間中は、管理センターでお土産品（佐野らーめんなど）を販売するほか、土日にはイベントも予定されています。

開花の進み具合はやや心配ですが、静かな森の中で吹奏楽やケーナの音色を聞くだけでも癒やされること間違いありません。

かたくりの里に駐車場は？

万葉自然公園かたくりの里には来場者が利用できる駐車場があります。

ただ、期間中は駐車場利用が有料となりますのでご注意を。料金は普通車500円、マイクロ・中型バス1,000円、大型バス2,000円です。

佐野市内には梅の名所も

佐野市内ではこの時期、梅の花見を楽しめるスポットも人気です。

カタクリと同じで2週間ほど開花のペースが遅れていましたが、ようやく見頃の便りが聞こえてきました。

“学問の神様”菅原道真を祭る朝日森天満宮（佐野市天神町807）、唐沢山の麓にある佐野市梅林公園（佐野市富士町1387）が名所として知られています。

こちらも佐野市観光協会のホームページ（https://sano-kankokk.jp/）やSNSで開花状況が随時更新されますので、おでかけの参考にしましょう。