6月17日(火)は関東地方などで気温が上昇し、茨城・栃木・群馬の北関東3県では今年初の猛暑日(35℃以上)となりました。18日(水)以降もしばらく梅雨とは思えない暑さの日が続きそうですので、熱中症には気を付けましょう。
各観測地点の最高気温は?
関東甲信地方では6月10日(火)に梅雨入りが発表されましたが、週末から太陽が顔をのぞかせ、真夏を先取りしたかのような暑さに見舞われています。
気象庁のホームページによると、2025年6月17日(火)に全国で35.0℃を超える猛暑日となったのは65地点(16:00現在)です。
全国屈指の猛暑地帯である<とりぷれ>エリアでは、茨城・栃木・群馬の7つある観測地点のうち、4地点で猛暑日、3地点で30℃を超える真夏日となりました。
群馬県桐生市では13:27、この日の全国6位タイとなる37.1℃を観測。群馬県館林市、栃木県佐野市、茨城県古河市でも36℃前後の厳しい暑さとなりました。
群馬県太田市、大泉町などと利根川を挟んで県境を接する埼玉県熊谷市では、全国5位の37.2℃を記録しています。
【6月17日(火)のとりぷれエリアの最高気温】
市町名 | 最高気温 | 観測時間 | 備考 |
---|---|---|---|
群馬県桐生市 | 37.1℃ | 13:27 | 今年最高 |
群馬県館林市 | 36.4℃ | 14:34 | 今年最高 |
栃木県佐野市 | 36.0℃ | 14:28 | 今年最高 |
茨城県古河市 | 35.9℃ | 13:41 | 今年最高 |
茨城県筑西市(下館) | 34.9℃ | 13:11 | 今年最高 |
栃木県小山市 | 34.8℃ | 13:50 | 今年最高 |
茨城県下妻市 | 33.2℃ | 12:50 | 今年最高 |
知ってる?熱中症警戒アラート
身体が暑さに順応できていない梅雨時期の猛暑。気を付けなくてはならないのが熱中症です。
実は、熱中症のリスクを左右するのは気温だけではありません。湿度、日射量なども関係するため、環境省と気象庁ではそれらを含んだ「暑さ指数」という指標をもとに、危険度が高い地域に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
危険な暑さが予想される「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合には、自治体が指定している「指定暑熱避難施設」(クーリングシェルター)が開放されます。外出時に身体を休めることができますので、あらかじめ地元自治体のホームページで指定箇所を把握しておくとよさそうです。
お子さんがいるご家庭は、帽子や日傘で直射日光を避ける、通学・通園前に水分を多めに持たせるなどの基本的な対策を忘れずに取っていきましょう。