茨城県五霞町大福田の「玉木」は、「茨城五霞名物 玉木の厚焼き玉子」を製造販売しており、子どもから大人まで幅広い世代から好評です。
人気の厚焼き玉子。その味の秘訣を知りたくて、玉木を訪ねてみました。
玉木は、1972(昭和47)年の創業以来、厚焼き玉子のみを製造販売にこだわり続けています。
二代目の木村健社長(52)によりますと、味の秘訣は父から受け継いだだしにあります。父が試行錯誤して作った秘伝のだしをたっぷりとしみ込ませた厚焼き玉子は、また食べたくなるコクのある甘さが売りだということです。
カットし、レンジで温めふんわり感
創業当初、厚焼き玉子は寿司店に卸していたこともあり、わさびじょうゆに合います。カットしてレンジで温めるとふんわり感が出て、大根おろしとしょうゆで食べるのもお勧めです。
ひとつひとつ丁寧に焼き上げた厚焼き玉子は、何度も焼き上げることでおいしい層ができるのだそうです。
1本の玉子焼き(500グラム)に生卵10個を使用していて、食べると濃厚な味わい。口の中に旨味が広がります。
初代の味、絶対に変えない
木村社長は「厚焼き玉子1本でやってこられたのは、絶対に味を変えないという思いがあったからです。息子たちにも同じことを言っていて、それを守っていけば、必ず買っていただけると思います。少しでも多くの方に食べていただきたい」と笑顔で話しました。
「茨城五霞名物 玉木の厚焼き玉子」は、ネット販売が1本1000円、玉木での工場直売は1本800円、栃木、埼玉県内を含めた五霞町周辺の道の駅などで、1本850円で販売しています。取り扱い店舗は、下記のホームページから確認してください。