黄、赤、緑…錦に染まる境内　桜川の五所駒瀧神社

茨城県桜川市真壁町山尾の五所駒瀧ごしょこまがたき神社で紅葉が終盤を迎えています。大小さまざまなモミジが色づき、境内は錦に染まっています（写真は2025年11月26日に撮影したものです）。

五所駒瀧神社の境内を彩る紅葉＝2025年11月26日午前、桜川市真壁町山尾

五所駒瀧神社は平安時代の1014（長和3）年の創建です。桜井崇宮司によりますと、境内のモミジは江戸時代から立つ古木などから落ちた種が各所で芽吹き、30～40年かけて現在の大きさに育ちました。

五所駒瀧神社は権現山（標高397メートル）の麓に位置し、葉の色は日当たりの違いで黄や赤、緑などが入り交じります。境内を流れる不動沢川が寒暖差を生み、葉は鮮やかさを増すということです。

群馬県前橋市から訪れた会社員、松井若菜さん（27）は「色合いに変化がある紅葉に癒やされた」と話していました。