栃木市の植物園でいま見ておきたい“スイーツの実” カカオとバニラの甘い共演に注目です!



栃木市

栃木県栃木市の植物園「とちぎ花センター」の大温室で、美味しいスイーツの原料となるカカオとバニラの実が注目を集めています。ともに鑑賞するには今がおすすめのタイミング。3月14日(土)のホワイトデーを前に、“見て楽しむ”スイーツの世界をご紹介します。

家族で楽しめる大温室

みかも山公園の麓にある「とちぎ花センター」には、熱帯・亜熱帯の珍しい花や植物などを一年中見られる鑑賞大温室「とちはなちゃんドーム」があります。一棟建てとしては国内最大級だといいます。

鑑賞大温室の入口

施設内では大温室への入場のみ有料となりますが、大人500円、小中学生110円(3~5月料金)という家族連れにもやさしい価格設定となっています。

同一料金内でシーズンに合わせた企画展も見ることができ、4月5日(日)までは華やかな「洋ラン展」が開催されています。

カカオの豊作にびっくり

ではいよいよ、大温室の内部を見ていきましょう。

順路の中ほどにあるのが、チョコレートの原料として知られるカカオの木です。

カカオの実はどれだ?

なんと1本の木に、ざっと数えただけで30個以上もの果実がぶら下がっています。

葉っぱに隠れるようにたくさんの実が…

カカオは春と秋の年2回収穫期があるため、実がなっているのを見られる時期は長いのですが、一度にこれだけ多くの実がなっているのは珍しいとのこと。

木の上のほうにもびっしりと

カカオの果実「カカオポッド」からは1個あたり1枚の板チョコレートができるといわれていますから、これはもう…チョコレート好きには堪らない光景のはずです。

バニラの香りにうっとり

さらに順路を進んで滝の後ろに回ると、つる性植物であるバニラがひっそりと岩伝いに伸びています。

中央の緑の植物がバニラです

実は細長いさや状の形をしています。その中に入っている黒い粒々の種が「バニラビーンズ」で、アイスやチョコレートの香りのもととなります。

茶色に熟したバニラの実。落下防止のためネットを被っています

実際、熟したバニラの実に鼻を近づけてみると、スイーツでおなじみの甘い香りが漂ってきます。

こちらでも実が熟しています

訪れた2月下旬時点では5本の実が熟成していました。

バニラの実を人の手で実らせるには、一年で一日しかない花が咲くタイミングにあわせて人工授粉を行う必要があるそうです。

いわば、スタッフの皆さんのたいへんな苦労の結実といえます。やがて実は落ちてしまうため、3月中旬での来館がおすすめ。目で鼻でじっくり鑑賞しましょう。

とちぎ花センター
所在地:栃木県栃木市岩舟町下津原1612
開園時間:9:30~16:30(最終入館16:00)
入館料:大人500円、小中学生110円(3~5月)*大温室以外は無料
休園日:月曜日(祝日の場合は翌日)*GW終了までは無休
HP:https://www.florence.jp/

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