境町が全町立小学校に新たな理数教育導入 2026年度から AIや3Dプリンターに触れ、探求心・創造性育てる



軟らかくした樹脂をこねて自由な形を作る児童=町立境小 地域別
軟らかくした樹脂をこねて自由な形を作る児童=町立境小

STEM教育

茨城県境町2026年度からSTEMスティーム教育」と呼ぶ横断的な理数教育プログラムを全ての町立小学校に導入します。人工知能(AI)や3Dプリンターといった先端技術に実際に触れながら、子どもたちの探究心や創造性を育てるのが目標です。

STEMは、科学(SCIENCE)、技術(TECNOLOGY)、工学(ENGINEERING)、数学(MATHEMATICS)の英語の頭文字を並べた造語です。こうした分野を横断的に学ぶ教育手法がSTEM教育で、芸術(ART)を加えてSTEAM教育」と呼ぶこともあります。知識の習得だけでなく、社会で役立つ創造力や課題解決能力を育てる目的があります。

温めて柔らかくした樹脂の特徴を調べる児童=町立境小.JPG

温めて柔らかくした樹脂の特徴を調べる児童=町立境小.JPG

3~6年生対象

3~6年生が対象。授業は、外部の委託会社を通じて派遣される専門の講師が担当します。学年別に教育や学習の目標、カリキュラムを設定し、総合的な学習の時間を使って年間を通じて行う予定です。

授業を担当するのは委託会社を通じて派遣される講師=町立境小.JPG

授業を担当するのは委託会社を通じて派遣される講師=町立境小.JPG

授業では3Dプリンターやドローンといった資機材を用意し、児童たちが触ったり学んだりできる場を提供します。「先進的な技術や知識を学ぶ機会に差が出ないようする」(町教育委員会)狙いもあります。

本格的な導入に先立ち、モデル校の境小では26年2月下旬から3月上旬にかけて、5~6年生を対象に「樹脂」の特徴を学んだり、設計ソフトや3Dプリンターを使って名札を作ったりする授業が行われました。

境町役場

境町役場


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