栃木県小山市中心部に、学生や地域住民などがリノベーションに関わった民泊施設「夢灯(ゆめあかし)」が完成しました。宿泊での利用はもちろん、人と人がつながる交流拠点となることを目指しています。
一軒家を1年がかりでリノベ
JR小山駅西口から徒歩7分の住宅街にオープンした民泊施設「夢灯」。5月末で小山市地域おこし協力隊員として5年間の任期を終えた横山賢さんと、小山市の学生団体「萬屋」が中心となって立ち上げました。

リフォームに携わる萬屋メンバーと横山さん
約1年に及んだ一軒家のリフォームには、学生やボランティアの地域住民など延べ358人が参加。「萬屋」の学生たちも、職人から教えを受けながら、壁紙の張り替えや畳の交換などに汗を流しました。

リフォーム前の一軒家の内部
「夢灯」という施設名も萬屋のメンバーが名付けました。「夢や目標を持つ人が集い、休息の中で次の一歩を見つめ直せる場所に」という思いが込められています。

ウォールアートが印象的外観
建物の外壁には、小山市出身の日本画家・手塚葉子さんがウォールアートを制作。黒を基調とした空間の中に光を表現し、“希望を象徴する存在”として白い子どものシルエットが描かれています。
最大16人が宿泊可、自炊も
生まれ変わった建物の内に入ると、ヨーロッパ系の輸入クロスを使った赤い壁紙やドライフラワーが飾られ、印象的な空間が広がります。

空間を彩る特徴的な壁紙

ドライフラワーも飾られています
1階にはキッチンや風呂、トイレを完備。冷蔵庫などもそろい、自炊しながら滞在することができます。

リフォーム済みで快適そうなキッチン周り
2階には最大16人が宿泊できる大部屋があります。国産の畳を使用し、い草の香りが広がります。特徴的な畳のへりのデザインは、小山市出身のアーティストによるものだそう。

寝室は心安らぐ国産畳の香り
横山さんが宿泊施設のオーナーになるのは、同じ宮本町2丁目で2023年にオープンした「Entrance Gate of OYAMA」に続いて2軒目です。「Entrance Gate-」では、旅行者や子ども連れの家族などの利用が多いとのこと。
今回オープンした「夢灯」の宿泊予約や料金などの詳細は、民泊予約サイト「Airbnb」のページから(https://www.airbnb.jp/rooms/1676847361247526895)。
交流施設としても活用へ
たくさんの人の手で新たな命が吹き込まれ、宿泊施設としてスタートを切った「夢灯」。

小山市の学生団体「萬屋」のメンバー
横山さんは、宿泊施設としてだけでなく“やりたいこと”がある人が自由に集まり、交流が生まれる場所にしたい考えです。
1階の小上がりは交流施設として開放(利用に関しては横山さんにメールで問い合わせを)。小山市で個展を開いたアーティストの作品販売も予定していて、「ここでしか買えない」魅力づくりにも力を入れていくそうです。

交流施設は8人ほどの利用が可能です
「地方ならではの人とのつながりをなくしたくない。人との距離が近いからこそ生まれる“面倒臭さ”のようなものも、地域ならではの味だと思う」と横山さん。
宿泊施設という枠を超え、人が集い、学び、挑戦できる場所として、新たな交流の灯をともしていきます。
住所:栃木県小山市宮本町2丁目1-7
駐車場:3台
Instagram:https://www.instagram.com/yumeakashi_est2026
宿泊予約サイト:https://www.airbnb.jp/rooms/1676847361247526895
お問い合わせ:yokoyama2013.12.21@gmail.com
