群馬県太田市の夏の風物詩「尾島ねぷたまつり」が、8月14と15の両日、開催されます。そんな今年のねぷたの中でひときわ注目を集めているのが、中学3年生の絵師・熊木陸さん(14)が手がけた「組ねぷた」。
幼い頃からねぷたに魅了され、2歳から独学で描き続けた少年の迫力ある絵が、ついに念願の大舞台に輝きます。勇壮な作品が夜の街を練り歩く姿、ぜひ見届けてみてください!
2歳から描き続けた中学生の絵師がデビュー
熊木陸さんは、物心ついた頃からねぷたが大好き。夏になると町を練り歩く勇壮なねぷたの姿に胸を躍らせ、本場・青森の祭りにも足を運ぶほど。「ねぷたは生活の一部」と言い切るほどの熊木さんは、自ら県板金工業組合の青年部に直談判し、絵師デビューの夢をつかみとりました。中学生の情熱と行動力が、大人たちを動かしたようですね。

中学生の絵師、熊木さんのねぷた
半年以上かけて仕上げた、渾身の一作
制作は昨年11月からスタート。熊木さんは青年部のメンバーと一緒に針金で骨組みを組み、和紙を貼るなどの工程をひとつひとつ積み重ねてきました。ピーク時には平日もほぼ毎夜、市のねぷた保管庫に通い詰めたといいます。
作品の題材は伝奇小説「児雷也豪傑譚(たん)」。主人公・児雷也と宿敵・大蛇丸が鋭い眼光と力強い筆致で描かれ、今にも動き出しそうな迫力です。
熊木さんは「ようやく形になった。お客さんに見てもらえるのはうれしい」と笑顔で話してくれました。
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組ねぷたの制作を進める県板金工業組合のメンバーと熊木さん(前列左から2人目)
見逃せない!夜を彩るねぷた
中学生の熊木さんの「組ねぷた」のほか、高さ7メートルほどの迫力ある多彩な武者絵のねぷたが夏の夜空に浮かび、「ヤーヤードー」のかけ声とともに尾島商店街大通りを練り歩きます。その数、約10台。夏の夜の思い出に、ぜひ足を運んでみてください!
| 尾島ねぷたまつり | |
| 開催日 | 8月14日(金)・15日(土) ※荒天中止 |
| 会 場 | 尾島商店街大通り(県道142号線)及び周辺 亀岡神社東〜三菱電機群馬工場南交差点 |
