茨城・下妻市の高校生が映画制作に挑戦! 「カメ止め」上田監督がアドバイス、地元の魅力を描く短編映画製作が始動



下妻市の魅力や課題を聞き取る生徒たち=8月、同市数須 ひと
下妻市の魅力や課題を聞き取る生徒たち=8月、同市数須

茨城県下妻市を舞台に、地元の高校生が短編映画を製作するプロジェクトが本格的にスタートしました。この取り組みは、市が7月に立ち上げた人材育成プログラム「下妻アカデミー」の一環で、県立下妻第一高校と下妻第二高校の生徒24人が参加しています。

街角での聞き取りから生まれた「地元の物語」

映画製作の第一歩として、生徒たちは8月に3人一組で街へ繰り出し、市民の皆さんに地域の魅力や好きな場所について聞き取り調査を行いました。

その調査結果を基に8つの作品案が企画され、9月に行われた審査の結果、最優秀賞に選ばれた「夜明けの一歩(仮題)」の映画化が決定。企画したのは、下妻一高1年の細谷真穂さんと三宅楓菜さん、下妻二高1年の原琉輝亜さんのチームです。

物語は、将来に悩む高校生が不思議な老人と出会うファンタジー。聞き取り調査で市民から挙がった「ナシ」や「砂沼」といった下妻ならではの特産品や名所が、劇中の重要な要素として取り入れられています。

「カメ止め」上田監督が熱いアドバイス

10月11日には市役所でワークショップが開かれ、大ヒット映画『カメラを止めるな!』で知られる上田慎一郎監督が講師として登壇しました。

映画製作の心構えなどを語る上田慎一郎さん(左)=11日、下妻市本城町

映画製作の心構えなどを語る上田慎一郎さん(左)=11日、下妻市本城町

上田監督は生徒たちに向け、「まあまあな作品ではなく、0点か120点の作品を作るつもりで楽しんでほしい」と、クリエイターとしての心構えを語りました。生徒を代表して原さんは「自分たちの企画を基に製作が進むので、責任感を持ってやりたい」と意気込みを語りました。

2027年3月に完成披露試写会を予定

下妻市ではこのほか、俳優の柴咲コウさんを監督に迎えた短編など、計3本の映画製作を進めています。高校生たちが手掛ける作品は今後、撮影を経て来年3月に完成披露試写会が行われる予定です。

地元の高校生の感性が、下妻の風景をどのように切り取るのか。完成が今から楽しみですね。


特 集

feature


特集一覧を見る