古河で篆書展 「故郷・古里・古郷」題字に 作家31人が出品 6月24日まで篆刻美術館



6月24日まで開かれている「許我篆書展」=古河市中央町の篆刻美術館 古河市
6月24日まで開かれている「許我篆書展」=古河市中央町の篆刻美術館

茨城県古河市にゆかり深い語句を題材にてんを展示する許我こが篆書展」が、同市中央町の篆刻美術館で開かれています。18回目の今回は、市合併20周年記念として「故郷・古里・古郷」の文字を題字に、書家31人が作品を寄せています。同展は6月24日まで。

篆刻美術館は篆刻を専門とする国内ただ一つの美術館です。「許我篆書展」は「篆刻の基本は篆書にあり」という観点から篆書に親しんでもらおうと、2007年から毎回テーマとなる題字を決めて開催しています。

会場にはそれぞれの書家が「ふるさと」からイメージした2文字を篆書にした作品が並びます。作品には制作への思いが添えられています。

書家の個性あふれる篆書

書家の個性あふれる篆書

篆刻美術館の担当者は「同じ形は一つもなく、各書家の個性があふれている。書家の思いにも触れることができる。魅力ある篆書を間近に見てほしい」と来館を呼びかけています。

開館時間は午前9時~午後5時(入館同4時半まで)。一般200円、小中高生50円。月曜休館。問い合わせは(電)0280(22)5611。


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