江戸時代初期から続く老舗酒蔵、初の「蔵開き」と「蔵の市」イベント　4月27日、茨城県桜川市

創業300年を超えた、歴史ある酒蔵の初の「蔵開き」と、個性的な店による食と販売、ワークショップなどのイベント「THEDAY蔵の市」が4月27日（土）、茨城県桜川市真壁町の村井醸造と蔵布都くらふとなどで開かれます。THEDAY実行委員会が主催・運営します。

村井醸造＝桜川市真壁町真壁

江戸時代から続く村井醸造を初めて一般開放し、酒造りの見学ツアー（定員制）や同醸造所のブランド「公明」「真上しんじょう」の試飲会、量り売りなどを行います。

村井醸造の試飲コーナー＝桜川市真壁町真壁

さらに醸造所内や、石蔵を活用した染織サロン「蔵布都」、真壁伝承館公園など近接する複数の会場で、フード、ドリンク、古着、クラフト作品、本などを販売するほか、型抜きなど子ども向けのワークショップを開催します。

染色工芸サロン「蔵布都」＝桜川市真壁町

そのほか、醸造所内で生演奏やDJパフォーマンスなどを予定しています。

当日は二部制で、昼の部が午前11時から午後4時、夜の部が午後5時から同8時になります。

蔵開きと蔵の市のチラシ

村井醸造によりますと、同社は江戸時代初期の延宝年間（1673～1680年）に、近江国日野の商人だった村井重助が常陸国真壁にしょう油・みそ販売の店を構えたのが始まりで、これが日野商人のもっとも古い関東出店の記録とされています。

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