のこぎり屋根の元工場で初開催　足利市内の20代が中心になって運営する「ココカラマルシェ」

栃木県足利市で5月5日（日）、イベント運営の「necorobi」と、この日オープンするレンタルスペース「クリエイターズビレッジ」が企画したオープニングイベント「ココカラマルシェ」が開催されます。足利市にUターンした地域おこし協力隊の1人であり、「クリエイターズビレッジ」の代表でもある髙橋嶺れいさんは、総菜店の「Neconote」の戸根木由佳さんと意気投合したことから、このイベントを企画しました。

マルシェは、飲食店やデザイナー、クリエイターなど、市内の20代が中心になって企画・運営しています。

オーガニックや自然をテーマにし、集まるのは41店舗。親子で楽しめるイベントとなっていて、弁当、スイーツ、雑貨の販売のほか、ヨガ、ライブペインティング、Eスポーツ体験など楽しめる企画が盛りだくさんです。キッズスペースには保育士と保育学生の計6人が駐在し、子どもたちの遊びを盛り上げます。

会場のクリエイターズビレッジ

会場となる「クリエイターズビレッジ」は、髙橋さんの両親が経営する「朝日染色」の、工場として使われていた場所です。事業縮小により使わなくなった100年以上の歴史を持つのこぎり屋根の工場を、髙橋さんたちが自分たちの手で改装してきました。レンタルスペースに生まれ変わったこの場所が出来あがるまでのストーリーをイベントでは展示します。

髙橋さんは「小中学校の子どもたちが、楽しく頑張っているお兄さん、お姉さんが地域にいるんだということを知ってくれたら。のこぎり屋根の元工場という場所も楽しんでほしい」と話しています。