栃木、群馬両県を中心に広く愛される民謡「八木節」。その発祥の地とされる、栃木県足利市の御厨地区で9月7日(土)、「第40回足利百景八木節のふるさと祭り」が開催されます。お囃子や踊りからみなぎる“本場の熱気”を感じてみませんか。
御厨地区で生まれた八木節
八木節は軽快なリズムの民謡で、お囃子にあわせて陽気で威勢のいい踊りを繰り広げます。両毛地区では栃木、群馬の県境をまたいで、昔から市民に広く愛されてきました。
<とりぷれ>エリアでもある隣の群馬県桐生市では、3日間で約50万人が訪れる「桐生八木節まつり」が有名です。太田市の「おおた夏まつり」でも八木節が披露されます。
そんな八木節の発祥の地とされるのが、足利市御厨地区にあった日光例幣使街道の宿場「八木宿」。大正時代に八木節をレコード化し、全国的に有名にさせた初代・堀込源太も八木宿の出身です。
この「足利百景八木節のふるさと祭り」は、そうした八木節を後世に伝え、地域の連帯の輪を広げるため毎年行われています。
来場者も手踊りに加われる
今年は9月7日(土)、御厨公民館に隣接する御厨地区コミュニティ運動場(旧協和中学校運動広場)で開催されます。
足利八木宿八木節保存会や八木節宗家6代目堀込源太一門など21団体約300人が出演し、お祭りムードを盛り上げます。
来場者は手踊りに加われる時間帯もあるそうですので、せっかくですので参加してみてはいかがでしょうか。会場には露店も出るそうです。
くわしい情報は、足利市観光協会の公式サイトで確認できます。
- 第40回足利百景八木節のふるさと祭り(足利市観光協会公式サイト)
期日:9月7日(土)
時間:16:00~20:00
会場:御厨地区コミュニティ運動場(栃木県足利市百頭町2017)