茨城県桜川市は、同市東桜川の岩瀬中央公民館跡地に建設した市生涯学習センターの愛称を「さくらす」に決定しました。
桜川市教委生涯学習課によりますと、夢や元気を与える学びの場になってほしいとの思いが込められています。市民や市内に在学・在勤する人から募集し、集まった480件の中から選びました。
桜川市生涯学習センターは、1階に市役所支所、2階に図書館、3階に公民館を備えた複合施設。来年2月2日に開館します。
桜川市は岩瀬中央公民館を2022年9月に廃止・解体し、その後生涯学習センターの建設を進めてきました。建物は既に完成しており、今後はオープンに向け図書や備品の搬入などを行うことにしています。
同じ敷地内に桜川市商工会館があります。
愛称は今年6~7月にかけて募集し、学識者や地元の区長会ら7人でつくる愛称選考委員会で検討。市内の中学生によるインターネット投票も実施し、集まった約230人の意見を参考にしながら選考しました。
市内には公民館に併設した図書施設がありますが、日本図書館協会が示す図書館の基準を満たしておらず、市内で初の図書館となります。