群馬と栃木をつなぐJR両毛線で祝日の23日、レトロな電気機関車が運行されます。足利駅前(栃木県足利市)では地元グルメや名産品が並ぶ「あしかがELフェス」も同日開催。お子さんと一緒に楽しめる企画が盛りだくさんです。
ご当地キャラが各駅でおもてなし
高崎—足利間を走るのは、電気機関車「EF64」「EF65」。JRによると、普段は貨物列車などに使われていて、両毛線でお客さんを乗せて運行するのはとても珍しいそうです。
両毛線周辺のにぎわいをつくろうと、祝日に合わせて高崎発の「EL両毛」と、足利発の「ELあしかが」が各1本、臨時列車として運行されます。
切符は既に完売していますが、駅の入場券を買えば間近で見学することが可能。もちろん沿線で見ることもできます。
各停車駅のホームではおもてなしがあり、ころとん(前橋)やキノピー(桐生)、たかうじ君(足利)などのご当地キャラクターに会えます。八木節やチンドンなどの演奏もあるそうですよ。
駅長制服で記念撮影!
あしかがELフェスは午後2時~午後6時、足利駅北口駅前広場で開かれます。駅の上りホームでは午後5時35分ごろ、ELあしかがの出発式が開かれ、足利大付属高吹奏楽部による演奏も行われます。
フェス会場では、桐生のひもかわや伊勢崎銘仙の小物といった沿線の名産品が販売されるほか、地元のキッチンカーも集合。子どもサイズの駅長制服を着て記念撮影もできます。
織物で栄えた両毛線にちなみ、和柄のランタンを作るワークショップを開催。参加者向けに午後2時から、足利駅内の移住・定住促進センターAidacco(あいだっこ)で整理券(先着50人)を配ります。
問い合わせはJR東日本高崎支社(電話027-320-7111)へ。