栃木県郡市町対抗駅伝が1月26日に開催　新しいコース＆区間は？箱根駅伝の出場選手も走ります

栃木県内各郡市町の代表選手がタスキをつなぐ「第66回栃木県郡市町対抗駅伝」が2025年1月26日（日）、宇都宮市－栃木市間で開催されます。今回から新しくなったコースや区間、交通規制、エントリーしている注目選手などについてお伝えします。

郡市町対抗駅伝のコースは？

栃木県郡市町対抗駅伝は、今年（2025年）の第66回大会からコースが新しくなります。

最も大きな変更点として、往路スタート・復路ゴールがこれまでの栃木県庁からカンセキスタジアムとちぎ（栃木県総合運動公園陸上競技場）へと移ります。

新たに発着点となるカンセキスタジアムとちぎ（下野新聞）

往路ゴール・復路スタートは栃木市のニッコークリエートスポーツフィールドとちぎ（栃木市総合運動公園陸上競技場）のままですが、その間のコースと中継所も一新されています。

主な変更点や経緯については、こちらの記事にまとめています。

• 栃木県郡市町対抗駅伝のコースが2025年大会から変わる！新たに栃木市のある地区を走ります

新しいコースマップはこちらです。

県道2号宇都宮栃木線（栃木街道）の走行距離が減り、西側の県道172号上田壬生線や旧栃木街道、広域農道などが新しくコースに組み込まれています。

郡市町対抗駅伝の区間は？

コース変更に伴って、第66回大会の総距離は全10区間65.2km。これまでより4.8kmほど長くなっています。

それでは、各区間の距離はどう変わっているのでしょうか。

「高校・一般男子」で10km前後の長距離区間が4つになり、これまで以上に「エース級の選手を何人揃えているか」が順位に大きく影響しそうです。

女子区間はこれまで「中学生」と「中学生以上」が1区間ずつでしたが、新たに「中学生以上」が2区間に。距離も伸びているので、こちらも重要性が高まっていると言えそうです。

郡市町対抗駅伝の見どころは？

第66回大会には、県内各郡市町の計29チームが出場します。

2連覇の那須塩原市Ａを中心に、宇都宮市Ａ、＜とりぷれ＞エリアの足利市Ａなどが上位争いを繰り広げそうです。

ゆかりのある郡市町の順位は気になるところですが、箱根駅伝やニューイヤー駅伝に出場したランナーを生で見られるのも楽しみなポイントです。

今年のお正月の箱根駅伝を走ったばかりの選手が5人、ニューイヤー駅伝を走った選手は3人エントリーしています。

前日・当日に区間変更、欠場となる可能性もあります。各チームのメンバー表や最新情報は、郡市町対抗駅伝の特設サイト（https://www.shimotsuke.co.jp/feature/gunshi-ekiden/2025/）をご覧ください。

出場29チーム：①宇都宮市Ａ②足利市Ａ③栃木市④佐野市Ａ⑤鹿沼市Ａ⑥日光市➆小山市Ａ➇真岡市Ａ⑨大田原市Ａ➉矢板市⑪那須塩原市Ａ⑫さくら市Ａ⑬下野市⑭芳賀郡⑮塩谷郡⑯南那須⑰那須町⑱上三川町⑲壬生町⑳宇都宮市Ｂ㉑足利市Ｂ㉒佐野市Ｂ㉓鹿沼市Ｂ㉔小山市Ｂ㉕真岡市Ｂ㉖大田原市Ｂ㉗那須塩原市Ｂ㉘さくら市Ｂ㉙那須塩原市Ｃ

＊丸数字はゼッケンナンバー

郡市町対抗駅伝の会場イベントは？

往路ゴール・復路スタートとなる栃木市総合運動公園の噴水広場では、特別協賛社・協賛社によるブース出展、キッチンカーの出店があります。

栃木市総合運動公園では毎年たくさんの駅伝ファンが声援を送ります＝2021年（下野新聞）

ランナーを応援する合間に、飲食や出展ブースでのサービスなどを楽しむことができます。

栃木市総合運動公園内では第17回栃木県小学生駅伝競走大会（10:00スタート）も開催されます。

郡市町対抗駅伝の交通規制は？

当日はランナーの通過予定時間にあわせて各所で交通規制が行われます。

旧栃木街道、栃木市総合運動公園前の道路などでは通行止めがあり、そのほかの道路でも、ランナーの進行方向の車線や交差点で規制が敷かれます。

往路通過予定時間

復路通過予定時間

往路・復路いずれも先頭ランナーの通過予定時間です。

なお、全中継所で先頭通過から10分が経つと、たすきが渡っていないチームは繰り上げスタートとなります。

周辺を車両で通行する予定がある方は、ランナーが通過する時間帯を外して行動するか、迂回路も検討しましょう。