春に活動を始める昆虫たちをテーマにした季節展「虫たちの季節がやってきた!早春編」が、群馬県桐生市の県立ぐんま昆虫の森で21日まで開催中です。
春を代表する昆虫「テントウムシ」「チョウ」「ミツバチ」の3つのカテゴリーで構成します。それぞれの身体のつくりや働き、一生のライフサイクルなどについて、パネル25枚と標本約200種類の展示、映像などを通じて紹介しています。
ミツバチのコーナーでは、食品として身近にありながら意外と知られていないハチミツの作り方を解説。テントウムシでは種類の多さや、遺伝で模様が決まる仕組みの説明に注目が集まっているそうです。チョウのコーナーは、モンシロチョウの暮らしや明治期の貿易で日本に入ってきた歴史的背景を中心に、アゲハチョウなども含めた春のチョウについて紹介しています。
昆虫の森の担当者は「身近な昆虫でも意外と知られていないことがあるのでぜひ見に来てほしい」と話しています。
期日:開催中~21日(日)まで、月曜は休館
時間:午前9時半~午後4時半(最終入場は同4時)
会場:群馬県立ぐんま昆虫の森(桐生市新里町鶴ヶ谷460-1)
詳細:https://www.pref.gunma.jp/site/giw/628980.html