映画「下妻物語」の公開20周年記念イベント「ロリィタの聖地しもつま 下妻でうまれた奇跡、再び」が5月25、26日、茨城県下妻市堀篭のイオンモール下妻で開かれ、出演した土屋アンナさんと原作者の嶽本野ばらさんらによるトークショーが行われました。映画ファンやロリータ愛好家らが詰めかけ、盛況を見せました。
同市が舞台となった映画は、ロリータとヤンキーの少女2人の友情物語。ヤンキーの少女を演じた土屋さんは、「私の人生を変えた唯一の作品。再び下妻に来られてうれしい」と笑顔で語りました。
イベント期間中の2日間限定で、イオンモール下妻各所に「ジャスコ下妻店」が復活。店内の看板が「ジャスコ」になったり、「ジャスコ」当時に店内に流れていた懐かしい店内BGMが流れました。映画撮影当時は「ジャスコ下妻店」でしたが、2011年3月「イオンモール下妻」に改称されました。嶽本さんは「ジャスコも復活できたので、続編も検討したい」と意欲を見せました。
映画のファンという同県土浦市の大学生、滝沢みづきさん(20)は「撮影当時のエピソードが聞けた。家族で映画を見直したい」と話していました。