以前「とりぷれ」で茨城県筑西市のテーマパーク「ユメノバ」の目玉の一つ、「レールパーク」に展示されている寝台特急「北斗星」を紹介しました。
その「北斗星」が、ついに宿泊できるようになりました。今年10月31日までの日・月曜日を除く毎日利用可能です。「北斗星」1号車~4号車まで4両の完全貸し切り、最大宿泊定員は48人です。
料金は20万円(税込)。グループやカップルはもちろん、1人で貸し切ることも可能です。別途「ユメノバ」の利用料金がかかります。
チェックインは午後5時半~6時、チェックアウトは午前8時~9時になります。バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、ひげそりのアメニティーが用意されています。車内は禁煙で、トイレ、シャワーは車内ではなくユメノバの設備を利用することになります。シャワー室の利用時間は午後6時~午前8時です。ユメノバ利用後の宿泊や宿泊後のユメノバ利用も可能です。
夕食、朝食は予算に合わせて用意できるほか、食料や飲み物を持ち込むことも可能です。有料で「ユメノバ」のバーベキュー施設を利用することもできます(食材は持ち込みとなります)。
今回宿泊可能な寝台車は、1号車と4号車です。1号車は「オロハネ24」。A寝台個室「ロイヤル」(1人利用、2室)とB寝台個室「デュエット」(2人利用、7室)があります。特に「ロイヤル」は、テレビやソファなど豪華な設備を誇り、「北斗星」運行当時もプラチナチケットとして人気の高かった部屋です。シャワー室、トイレは利用できませんが、それ以外の設備は全て利用可能です。
4号車は「オハネフ25」。解放式のB寝台(2段ベッド、32人利用)は、「これぞブルトレ!」という雰囲気で、狭い中にも機能満載の寝台を満喫することができます。
2、3号車は食堂車、ロビーカーとなり、宿泊設備はありませんが、自由にくつろぐことができます。もちろん飲食も可能ですが、貴重な設備なので、くれぐれも羽目を外さず大切に利用しましょう。豪華なソファが並ぶロビーカーからは、筑波山を望むこともできます。また、車内放送設備も利用可能。団体利用なので、自由に車内アナウンスし、車掌さん気分を味わうこともできます。
すでに「ユメノバ」には、利用申し込みが入っているそうです。
1988(昭和63)年3月13日から2015(平成27)年3月14日まで、上野~札幌間を定期運行されていた寝台特急「北斗星」。個室寝台、解放寝台、食堂車、ロビーカーの4種類がそろって展示され、しかも宿泊できるのは、全国でも「ユメノバ」だけとのことです。
当時乗ったことのある方も、残念ながら乗れなかった方も、運行当時の雰囲気を存分に体験できます。仲間を集めてぜひ「ブルトレ」宿泊を体験してみてはいかがでしょうか?
利用の申し込み、詳細については「ユメノバ」までお問い合わせください。
住所:茨城県筑西市徳持
(カーナビで検索する場合は「下館ゴルフ倶楽部」または「0296-20-1111」と入力)
電話:0296-48-7417
ユメノバ営業時間:午前10時~午後5時
北斗星利用時間:チェックイン午後5時半~6時、チェックアウト午前8時~9時
休園日:日、月曜日(祝日の場合は火曜日)
北斗星利用料金:20万円(税込)
ユメノバ入場料:大人2500円 高校生・大学生、1000円
中学生700円 小学生500円
ホームページ:https://www.shimodate.jp/news/20240530.html