桐生の夏を彩る一大イベント「第61回桐生八木節まつり」が8月2日~4日まで、桐生市の本町通りなどで開催されます。昨年は3日間で約50万人が訪れた群馬を代表するお祭りです。
今年の目玉は、13年ぶりに行われる本場鳴門市の阿波踊りです。末広通りをスタートし、本町1丁目まで進みます。
2日 全日本八木節競演大会予選会・決選大会
3日 桐生織物メチャクチャ市、ダンス八木節、鉾の曳き違い、鳴門市阿波踊り、八木節子ども大会、みこし渡御(桐生祇園祭)
4日 全日本八木節歴代優勝者共演大会、桐生八木節おどり共演大会、みこし還御(桐生祇園祭)
桐生八木節まつりのルーツで368年前から続く桐生祇園祭も同時開催。中でも「鉾の曳き違い」は、毎年多くの観客が集まります。本町3丁目の翁鉾(高さ7.5メートル)と同4丁目の四丁目鉾(高さ9.2メートル)が、本町通りを向かい合って進み、対峙してお囃子の演奏を競い合った後、鉾が無事にひき違うとひときわ大きな歓声が沸き上がります。
夜は3日間に渡り、各所に設置されたやぐらの周りに八木節踊りの輪ができます。踊れなくても見よう見まねで大丈夫。思い切って輪に加われば、自然と体が動きだしますよ。
最終日の終了間際、興奮冷めやらぬ本町5丁目の粋翔大やぐらでは、何重にもやぐらを取り囲んだ踊り手からお囃子に向けてアンコールの声が響きます。さらに熱気を増した踊りとお囃子が繰り広げられる様子は圧巻です。
今年は猛暑の影響で残念ながらジャンボパレードが中止になりましたが、たくさんのイベントが祭りを盛り上げます。
暑い桐生の熱い夏をぜひ体感してくださいね。
日時:8月2日~4日
会場:桐生市の本町通り、末広通り、錦町通り、美喜仁桐生文化会館など
問い合わせ:0277-46-1111(桐生市観光交流課)
0277-46-5215(事務局・祭り期間中のみ)
詳しい日程や開催時間、駐車場案内などは桐生市のホームページから確認できます。