木桶職人が魂を込めて木桶を組み上げるようすを間近で見ることができる「木桶組み上げ実演イベント」が8月24(土)、25(日)の2日間、茨城県境町の「道の駅さかい」で開かれます。
2012年にスタートした「木桶職人復活プロジェクト」の一環です。このプロジェクトは、木桶が絶滅の危機にひんしていることを受けて、現在でも木桶を使っている、しょう油醸造メーカーや関係者が集結、技術を共有して木桶職人を増やし、木桶を守ることを目的に展開しています。毎年1月に香川県の小豆島で新桶作りに取り組んでいます。
実演イベントは午前9時から午後3時ごろまで、道の駅さかいの屋外テントで行われます。完成した木桶を活用して、この秋から境町産ワインを仕込むということです。
「木桶職人復活プロジェクト」関連で、「タガフープ世界選手権」の茨城予選も8月25日午後1時から道の駅さかいで開催されます。木桶を固定する竹製のタガをフラフープのように回し、その回数を競います。参加希望者は午後1時までに屋外テントに集まってください。