足利市内の旧保育所などが展覧会場に　9月14日から「アシカガアートクロス」先行展示も

2018年に始まり、今年で3回目の開催となるアシカガアートクロスが9月14日（土）〜29日（日）、栃木県足利市内で開催されます。「アートを核としてまちを巡りながら足利の魅力や暮らしを知ること」をテーマに、市内の空き家や歴史的建造物などを会場として活用する展覧会です。今回は足利市の北部、名草地区をメイン会場にしています。

大久保分校での先行展示

「名草地区は農業や自然資源を活かした取り組みも多く行われている場所でもあり、里山の景色にもアートが映えることからメインエリアとなりました」と話すのは参加アーティストの秋山佳奈子さん。

秋山佳奈子さん

アーティストの皆さんは事前に名草でのリサーチを重ね、自身の考えを深めながら作品を制作してきたそうです。

会期中は無休で、観覧は無料です。秋山さんは「作品を見ながら色々と想像していただけたらうれしいです。各作家の『つくる』世界と会場とのコラボレーションをお楽しみいただければ幸いです」と来場を呼びかけています。

【参加アーティスト】

• 名草地区（4カ所）：「名草ふるさと交流館」海老塚耕一さん／「旧名草保育所」土屋未沙さん、やあべそいさん／「旧ガソリンスタンド」構想計画所／「名草セミナーハウス」中村岳さん、秋山佳奈子さん×林朝子さん
• サテライト会場：「大久保分校スタートアップミュージアムTSUCULIE（ツクリエ）」町田帆実さん

＊サテライト会場の大久保分校では8月9日（金）から先行展示中。9月13日（金）までは金・土・日・祝日の10:00〜17:00に開館します（9月7日、8日、13日は特別休館）