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古河市で9月29日に「3県またぎフェス」初開催!茨城、栃木、群馬、埼玉から55店舗が集まります



茨城県古河市の古河公方公園(古河総合公園)で9月29日(日)、北関東3県+埼玉県の計55店が集まるマルシェイベント「3県またぎフェス」が初開催されます。どんなイベントになるのでしょうか。茨城、栃木、群馬各県の主催者3人にお話を聞いてきました。

県境を越えてつながる

テレビ番組でもなにかと比較して取り上げられる(勝手に闘わされている?)ことが多い茨城、栃木、群馬の北関東3県。

特に<とりぷれ>エリアとも重なる茨城県南西部、栃木県南部、群馬県南東部は、県境を接していることもあって、昔から人や物の往来が盛んです。

ただ、このエリアに住んでいる人からも「近いんだけど他県のことは意外と知らない」という話を聞くことは少なくありません。

とりぷれのエリアマップ。古河市は3県境が最も近づく場所に位置しています

実は、イベントの世界でもそうした傾向は少なからずあるそうです。

「せっかくそれぞれの県に面白い出店者さんがいるのに、隣の県で知られていないのはもったいない」

今回の3県またぎフェスは、そうした思いを共有する3人が集まったことがすべての始まりとなりました。

第1回は特別な場所で

紹介が遅くなりましたが、3人とは、茨城県古河市で制作・企画運営の一般社団法人「アユミル」代表を務める金子典子さん(@ayumiru_nk)、栃木県小山市で人気マルシェイベントを主催する小林千恵さん(@510picnic)、群馬県桐生市でチェコガラスアクセサリー作家として活躍する亀井理恵さん(@muguet.mg)。

金子さんと小林さんが知り合ったのが5~6年ほど前。亀井さんは1~2年前に2人と出会い、北関東3県の出店者が集うイベントの構想が動き出しました。

左から亀井さん、小林さん、金子さん

地域のコーディネーターとして信頼が厚い金子さん、イベント企画運営のプロとして経験豊富な小林さん、現役の出店者としての視点を持つ亀井さん。地域性の違いはもちろん、3人それぞれに得意分野があり、補い合う関係です。

そうして生まれた「3県またぎフェス」。県境エリアをつなぐ象徴的な場所として、第1回の開催場所に選んだのは古河市の古河公方公園です。

金子さんと古河市との関係性があったことに加え、小林さんも古河市出身(旧三和町出身)。「いつかは故郷を盛り上げるお手伝いがしたい」という思いを叶えることにもなりました。

豊かな自然が広がる古河公方公園

花桃の名所として知られる古河公方公園には、鎌倉公方(室町時代に関東一円を統治した人の呼び名です)足利成氏がこの場所に拠点を移し、一大勢力を誇った歴史的な一面もあります。いまも観光地として栄える鎌倉のように、“たくさんの人を引き寄せる”可能性を秘めています。

金子さんは「もとからある自然を大事しているのが魅力で、私自身も公園の大ファンです。こんなにいい場所が近くにあるんだということを、このイベントをきっかけに多くの人に知ってほしいです」と話します。

気になる出店者&催し

さて、初めてとなる「3県またぎフェス」ですが、いったいどのような内容となるのでしょうか。

茨城、栃木、群馬の3県に加えて、県境を接する埼玉からも出店があり、あわせて約55店が出店を予定しています。

フード&ドリンクはハンバーガー、ピザ、スパイスカレー、クレープ、焼き菓子などなど20店舗近くが集結。物販&ワークショップもハンドメイド、アクセサリーを中心に充実しています。

縁日、キックターゲットなど子育て世代が楽しめる催しもたくさんです。

くわしい内容は、小林さんの「ピクニックマルシェ」Instagram(@510picnic)に載っていますので、そちらをチェックしましょう。

3人は「北関東3県と埼玉県の魅力的な事業者さんたちを集めたマルシェイベントです。ぜひ足を運んでいただいて、それぞれの地域の魅力を知ってもらえたらうれしいです」と来場を呼びかけます。

とりぷれ発の企画も

そして、この「3県またぎフェス」を北関東3県境の生活情報サイト<とりぷれ>もお手伝いすることになりました。

来場者の皆さんが楽しめる催しを計画しました。詳細は下記リンクよりご確認ください。

北関東3県(+埼玉県)の出店者さん&来場者さんで力を合わせて、思い出に残る楽しい一日にしましょう!

3県またぎフェス
期日:9月29日(日)
時間:10:00~16:00
会場:古河公方公園(茨城県古河市鴻巣399-1)

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