桜川で「まかべ♥街灯り十三夜祭」　10月12日　重伝建の街を照らす手作りあんどん　軽トラライブや飲食出店も

月明かりの下、重要伝統的建造物群保存地区（重伝建）に選定された町をあんどんで照らすイベント「まかべ♥街灯あかり十三夜祭」が10月12日（土）、茨城県桜川市真壁の真壁伝承館周辺で開催されます。

明かりがともった手作りあんどん＝桜川市真壁町真壁（資料写真）

「日本一小さなお祭り」を掲げた「十三夜祭」は今回で10回目の節目を迎えます。

祭りは午後１時半に幕開け。午後2時から同7時まで、会場周辺の道路は歩行者天国になります。

あんどん作りに取り組む親子＝2024年9月、桜川市真壁町伊佐々の桃山学園

あんどんは午後4時に明かりがともされます。桜川市内の義務教育学校「桃山学園」と市立樺穂小、谷貝小で先月、子どもたちが紙に絵を描き、段ボールで作った枠にそれを貼り付けるなどしてあんどんを手作りしました。それらを含む、大小のあんどんがずらりと並び、やさしい光が町並みを幻想的に浮かび上がらせます。

切り絵のあんどんに見入る子どもたち＝桜川市真壁町真壁（資料写真）

また、「真壁楽市」と銘打ち、おいしい食べ物や飲み物、新鮮野菜と果物、「石のまち真壁」らしいクラフトなどを販売します。

そのほか、桜川市出身の声優・俳優でいばらき大使やさくらがわ応援大使を務める安達勇人さんの軽トラライブ（午後2時と午後4時半）、神武遥拝殿での限定朱印頒布（午後2時）、茨城県建築士会桜川支部の苗木配布ほか、盛りだくさんの催しが予定されています。

小雨決行、荒天順延です。