茨城の梅酒と食を楽しむ特別列車「梅薫るいばらき梅酒トレイン」が3月9日(土)、JR水戸線結城駅から初運行されます。水戸市の偕楽園で梅が見頃となるのに合わせ、地元の蔵元が丹精込めて造った梅酒を飲み比べたり、水戸線沿線の味覚などを詰め込んだ特製おつまみ弁当に舌鼓を打ったりすることができます。
JR東日本水戸支社によると、「梅薫るいばらき梅酒トレイン」は二コースあり、一つは3月9日午前10時3分ごろにJR水戸線結城駅を発車、偕楽園駅、水戸駅を経て、午前11時51分ごろJR常磐線勝田駅に到着予定するコースです(片道のみ)。偕楽園駅、水戸駅で下車することもできます(再乗車不可)。
車内で提供されるのは、明利酒類(水戸市)の百年梅酒「完熟梅特別仕込」と百年梅酒「すっぱい完熟にごり仕立て」、吉久保酒造(水戸市)の「水戸梅酒一品」、月の井酒造店(大洗町)の「紅い恋梅」、宏和商工日立酒造工場(日立市)の「紅茶の梅酒 3匹の猫 アールグレイ」、武勇(結城市)の「粕取り焼酎 小さな蒸留所」-の梅酒5種類と焼酎1種類になります。
運行される車両は車内外に梅の装飾が施された「E501 SAKIGAKE」です。車内では、酒造りへの思いを蔵元が語るトークイベントや地酒が当たる抽選会、乗務員による、しの笛やギターの生演奏なども予定されています。
料金は1人5500円(20歳以上に限定)。募集定員は80人。JR東日本のウェブサイト「JRE MALL」水戸支社販売ページから申し込むことができます。
もう一つのコースは、偕楽園駅を午後2時14分に発車し午後4時5分ごろに土浦駅に到着します。こちらは、結城駅発のコースと梅酒や弁当の種類・内容が異なるそうです。料金は同じく5500円です。
梅酒を片手に、電車に揺られる旅もいいのでは?