2022年11月3日、「ふるさと・ひと・ときを結び、未来をつくるミュージアム」をコンセプトに開館した栃木市立美術館。
浮世絵師・喜多川歌麿をはじめとする市ゆかりの作家の作品を収蔵、紹介するとともに国内外の作家の企画展なども開催しています。
企画展「北斎展―師と弟子たち」(12月8日まで)を開催中です。
北斎の最初期である役者絵から、代表作の「冨嶽三十六景」やヨーロッパでのジャポニズム・ブームを巻き起こした「北斎漫画」、最晩年の肉筆画まで、また弟子とされる絵師の作品も含め186点を紹介しています。
「構図のおもしろさやプルシアンブルーと呼ばれるベロ藍を使った色彩豊かな表現を堪能してほしい」と、学芸員の形井杏奈さん(36)。
11月30日午後2時からは、美術館と文学館学芸員によるミニトーク「北斎『東海道五十三次』を読み解く!」を行います。
期間中、市内の8店舗が特別メニューを提供する「北斎展×旅展×フードコラボ!」を実施しています。
期日:10月5日(土)~12月8日(日)
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
会場:栃木市立美術館(栃木県栃木市入舟町7-26)
定休:月曜日(祝日は開館、翌日休)
駐車場:あり
料金:一般・大学・高校生800円、中学生以下無料
電話:0282・25・5300