佐野市「田沼初午祭」2025年は3月8日~9日の2日間 たくさんの露店、名物のお饅頭が待っています



佐野市
大勢の参拝客でにぎわう田沼初午祭=2019年3月10日(下野新聞)

栃木県佐野市の田沼地区で3月8日(土)~3月9日(日)の2日間、「田沼初午祭」の名で親しまれている一瓶塚稲荷神社初午祭が開催されます。神社前の道路を歩行者天国にして、たくさんの露店が連なる人気行事です。

2025年は2日間開催に!

一瓶塚稲荷神社いっぺいづかいなりじんじゃは東武佐野線田沼駅からほど近い、田沼地区の市街地にあります。地元の人からの信仰が厚く、由緒ある神社です。

初午祭は江戸時代初期から続く伝統行事。首都圏からの参詣者も多く、数万人規模の人出で賑わいます。

昨年(2024年)までは金曜~日曜日の3日間開催でしたが、担い手の高齢化もあり、今年は3月8日(土)~3月9日(日)の2日間開催になりました。来場予定の方はご注意ください。

田沼初午祭の名物といえば?

交通安全実行委員会によると、2025年の「田沼初午祭」には例年並みの200店を超える露店が出店予定です。

初午祭が開催される田沼地区の名物といえば、周辺の和菓子屋さんでも販売される「しんこまんじゅう」。

田沼地区の老舗「太田屋」のしんこまんじゅう(2020年撮影)

うるち米を乾燥させた上新粉の生地で餡を包んだお饅頭で、名前の「しんこ」は「新粉」、一瓶塚稲荷神社への「信仰」に由来するといわれています。

食べると無病息災になるとの言い伝えもあり、とても縁起のいい食べ物です。ぜひ食べて帰りたいですね。

田沼初午祭の交通規制は?

田沼初午祭に伴う交通規制時間は3月8日(土)9:00~3月9日(日)19:00。神社前を東西、南北に走る道路が、夜間も含めて車両進入禁止となります。

会場周辺の規制図(交通安全実行委員会提供)

初午祭来場者向けの駐車場としては、神社北側の中央公園駐車場、西側のシバタ薬局跡地が利用できるようです(神社駐車場は利用できません)。

周辺は混雑が予想されます。交通ルールや誘導に従って来場しましょう。

一瓶塚稲荷神社初午祭
期日:3月8日(土)~3月9日(日)
時間:9:00~19:00
場所:一瓶塚稲荷神社(栃木県佐野市田沼町1404)

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