小山市が全国2位! ふるさと納税「さとふる」が2025年上半期の人気お礼品ランキングを発表



小山市

ふるさと納税ポータルサイト大手「さとふる」の運営会社は6月25日(水)、2025年上半期の人気お礼品ランキングを発表し、栃木県小山市の「クラリスボックスティッシュ60箱」が全国2位に入りました。なぜ人気なのでしょうか。

トップ10のお礼品は?

さとふるのサイトによると、お礼品(返礼品)の数は全国で計100万点以上。2025年1月1日~6月15日までの申し込み数からランキングを作成しています。

発表された2025年上半期トップ10の顔ぶれはこちらです。

1位の「北海道オホーツク海産ホタテ」(北海道紋別市)は、年間人気お礼品ランキングで2019年から6年連続1位を獲得しているとのことで、人気の高さが際立っています。

3位と4位は「シャインマスカット」(長野県中野市、山梨県山梨市)で、全体的に食品系が上位を占めています。

9位には、いちごの「あまおう」(福岡県筑紫野市)が初のトップ10入りを果たしたということです。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001034.000025119.html

なぜティッシュが人気?

北関東3県境エリアの生活情報サイト<とりぷれ>編集部としては、2位にランクインした小山市の「ボックスティッシュ」を紹介しないわけにはいきません。

お礼品の名称は「クラリスボックスティッシュ60箱(1箱220組(440枚))(5個入り×12セット)」で、寄付額は14,000円。たっぷり220組の1箱換算で約233円です。

なぜ小山市でティッシュなのか?というと、小山第三工業団地に本社がある坪野谷紙業(小山市荒井)が製造しているためです。

市のブランドキャラクター「おやまくま」が可愛いらしくパッケージに描かれたティッシュやトイレットペーパーの返礼品もあります。

お礼品として人気のボックスティッシュを紹介する小山市の浅野正富市長=5月(下野新聞)

さとふるによると、日用品がトップ3にランクインするのは今回が初めて。

物価高騰の影響で2023年頃から、日用品のお礼品を求める寄付者が増えているそうです。小山市の「ボックスティッシュ」は2024年の上半期ランキング6位、年間ランキング4位と着実に順位を上げてきました。

5位にも「トイレットペーパー」(静岡県富士市)が入っていて、日常品需要の高さを感じさせる結果となりました。

食の返礼品も充実!

小山市のボックスティッシュは、さとふるのほか「ふるなび」「Amazon ふるさと納税」「楽天ふるさと納税」「ふるさとチョイス」などのサイトからの寄付でも、返礼品として選ぶことができます。

ボックスティッシュの人気で、2024年度の小山市へのふるさと納税寄付額は過去最高の約58億800万円に。浅野正富市長は以前の記者会見で「ティッシュなどはリピーターが多く、非常に助かっている」と話しています。

ほかにも、小山市のふるさと納税の返礼品には、A5ランクの「おやま和牛」やブランド豚「おとん」のベーコン、地元産のシャインマスカットや梨、いちご、とうもろこしなど魅力あるラインアップが揃っています。

この勢いで食をはじめとする他の返礼品の人気も高まれば、小山市の魅力がよりいっそう全国へ広まりそうですね。


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