群馬県桐生市で2026年に創業309年目を迎え、昭和初期より茶葉の販売などを手がける「矢野園」がリニューアルオープンしました。店内を大幅に改装し、喫茶スペースや観光客が一息つけるベンチも設け、気軽に行けるスポットとして生まれ変わりました。
また、織物のまちとして栄えた桐生には、ロケ地やパン店として現在も活用される歴史的な建物があります。散策の参考にしてみてください。
キリンビールの看板でおなじみ

リニューアルオープンした矢野園の店舗外観
桐生市本町の伝統的な街並みを文化財保護法によって保存する国の「重伝建」(重要伝統的建造物群保存地区)に、矢野園があります。建物は、キリンビールの看板を掲げた歴史を感じる雰囲気が特徴です。リニューアルのため3月末より一時閉店していましたが、店内を大幅に改装して5月1日よりオープンしました。
喫茶スペースでお茶のジェラートも
矢野園は1928年(昭和3)より銘茶部門を設立し、厳選した茶葉の販売などを手がけてきました。もっとお茶を気軽に楽しんでもらおうと喫茶スペースを約20席に拡大しました。新メニューには市内のジェラート店とのコラボで、茶をふんだんに使った風味豊かなジェラートなどがあります。
観光の起点、一息ついて

「重伝建を盛り上げたい」と語る矢野社長
店舗は市指定重要文化財。リニューアルを機に、中庭の前にはベンチを置いて、立ち寄った観光客が休憩できるようにしました。また、隣接していた桐生歴史文化資料館を店内に移しました。
織物のまちとして栄えた桐生。桐生に織物を伝えた織姫の伝説にまつわる生き人形「白瀧姫像」も鑑賞できます。
矢野秀一社長は「一息ついて近くの他の店舗やスポットも巡ってもらい、重伝建の観光の起点になりたい」と話しています。
桐生市本町周辺には、矢野園のほかにも多数の歴史的な建物が並びます。矢野園で一息ついたら行ってみたいスポットも次に紹介します。散策の参考にしてみてくださいね。
矢野園から各徒歩10分 -注目スポット-
矢野園からそれぞれ、徒歩10分ほどで行けるロケ地、パン店をご紹介します。
後藤織物
後藤織物の外観は、ロケ地としても使われることがあります。かつて、多くの女性たちが忙しく働いていた工場でした。(住所・桐生市東1-11−35)

後藤織物
ベーカリーカフェ レンガ
パンの香ばしい匂いのするレンガの建物は、大正時代に建てられたかつての織物工場です。(住所・桐生市東久方町1-1-55)

ベーカリーカフェ レンガ
