八千代町
達筆で御朱印を書き記す宮司さんと、甘えん坊のハク

ニャンとも素晴らしい御朱印ばかりで目移りしてしまう 東蕗田天満社は「猫神社」でもありました 茨城県八千代町



素晴らしい御朱印を授けてくれる神社が茨城県八千代町にあると友人から聞き、訪ねてみました。

東蕗田ひがしふきた天満社。県道56号からやや細い道を入ったところに鎮座しています。神社の由緒やアクセスはホームページを参照してください。

天神様、菅原道真公を祭る東蕗田天満社=茨城県八千代町東蕗田

まずは本殿にお参りし、作法に従い、心を込めて二礼二拍手一礼。それから御朱印の取材で特別に社務所の中へ。玄関に入ると権禰宜ごんねぎさんが笑顔で迎えてくれました。玄関の壁には御朱印の見本がずらりと並べられています。数えてみると28ありました。御朱印には菅原道真公の詠んだ和歌が書かれたものもあり、見開きが多いのが特徴です。ほかにも漢詩が入ったもの、季節限定のものなど本当に盛りだくさんです。

壁にずらりと掲げられた、たくさんの御朱印見本

どれにしようか迷っていたら、玄関脇の部屋の前で何か白いものが動きました。思わず視線を移すと、「猫が4匹いるんですよ」と権禰宜さん。

猫は代わる代わる玄関に姿を見せます。猫に気を奪われつつ、桜の和歌が書かれた御朱印を選択しました。御朱印を書くところを写真に撮るため、権禰宜さんに案内され部屋に入ります。するとそこには宮司さんと4匹の猫が勢ぞろい。猫たちはとても人懐っこくて逃げません。名前は毛色で付けられていて、ハク、ミケ、マーブル、ドラミ。おかげですぐに名前を覚えられました。

宮司さんが御朱印を書き始めた途端に、猫たちが御朱印帳に乗って邪魔をします。その様子がなんとも愛らしいです。宮司さんも10分近くかけて丁寧に仕上げてくれました。

「ごにゃあん」と鳴くマーブル

いただいた、桜の花が美しい見開き御朱印

それをいただき玄関に戻ると、「また猫に会いに来てください」と宮司さんが声を掛けてくれました。猫たちも一緒に来て見送ってくれます。

みんなで見送ってくれました

3月24日からキッチンカー登場

何だか御朱印よりも猫がメーンの取材になってしまった印象です。さて天満社(天満宮)といえば梅ですが、同社には桜並木があり、開花に合わせて3月24日から4月7日まで、キッチンカーが出るそうです。花見、食べ物、御朱印を楽しみに参拝してみてはいかがでしょうか。もしかするとかわいい猫たちにも会えるかもしれません。

3月24日からキッチンカーが登場します

東蕗田天満社
所在地:茨城県八千代町東蕗田242
電話:0296(49)1666
御朱印:午前9時~午後4時/月曜休(祝日の場合は翌日)。500円。見開き800円(社務の都合により変更する場合があります。事前確認をお勧めします)
ホームページ:https://sites.google.com/site/higashihukitatenmansha/
Instagram:https://www.instagram.com/higashifukita_tenmansha1288/?hl=ja

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