茨城県古河市鴻巣の古河総合公園(古河公方公園)で大賀ハスが見頃を迎えています。
園内の池約3千平方メートルに淡いピンク色をした大きな花が咲き、来園者を楽しませています。見頃は今月半ばまで。
大賀ハスは、古代ハスの一種。植物学者の大賀一郎氏が1951年、千葉市の縄文時代の遺跡から種を発見しました。古河総合公園が75年に開園した際に、千葉市から根茎2本を譲り受けています。

大賀ハス
公園を管理する古河市地域振興公社によりますと、今年は6月12日に開花が始まりました。夜明けともに咲き始め、午前9時ごろには満開になります。
朝早くから見物客が訪れています。埼玉県久喜市栗橋の人見珠代さん(55)は「ハスの花が開く朝の静かな時間が好き」と話し、お気に入りの花の姿をスマホのカメラに収めていました。