古寺の山門覆う赤 桜川の薬王寺 大小100本のモミジ、樹齢400年の古木も 来月上旬ごろまで楽しめそう



薬王寺の山門を赤く覆うモミジ=2025年11月19日午後、桜川市青木 地域別
薬王寺の山門を赤く覆うモミジ=2025年11月19日午後、桜川市青木

茨城県桜川市青木の薬王寺(寂室純敬住職)で紅葉が見頃を迎え、色づいたモミジが山門や境内を鮮やかな赤で覆っています。

薬王寺の山門を赤く覆うモミジ=2025年11月19日午後、桜川市青木

薬王寺の山門を赤く覆うモミジ=2025年11月19日午後、桜川市青木

薬王寺は法相宗の僧、徳一とくいつ大師が808(大同25)年に創建したと伝わっています。

1918(大正7)年に完成した山門は、江戸時代の農政家二宮尊徳が、水不足に見舞われた旧青木村復興のため、桜川に築いた青木ぜきで使われていたケヤキを用いて建てられています。

境内には大小100本以上のモミジがあり、中には樹齢400年以上の古木もあります。朝晩の冷え込みの影響で例年より1週間ほど早く見頃となり、来月上旬まで楽しめるということです。

千葉県我孫子市から訪れたパート従業員、荻野裕紀子さん(65)は「山門とモミジの組み合わせに趣を感じる」と話していました。


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