日本の東西をそれぞれ代表する陶芸の巨匠の作品が一堂に会した「陶芸の匠 東西展」が茨城県筑西市大塚の廣澤美術館で開かれています。100点超の作品が展示され、地域に根差した技法や、各作家の独創的な世界観を比較しながら楽しめます。会期は4月5日(日)まで。

廣澤美術館の企画展「陶芸の匠 東西展」=筑西市大塚
東の代表としては、民芸運動をリードした益子焼の浜田庄司をはじめ、縄文象嵌技法によって民芸陶器の表現を深化させた島岡達三、練上手技法を用いて陶芸を構造的な芸術へと高めた松井康成、地元筑西市出身の板谷波山など。

廣澤美術館の企画展「陶芸の匠 東西展」=筑西市大塚
西の代表としては、民芸の精神から生活芸術を切り開いた河井寛次郎をはじめ、色絵磁器に革新をもたらし、均整の取れた機能美とデザイン性を確立した富本憲吉、伝統を継承しつつ独自の表現へと昇華させた清水卯一、茶の湯の陶工として大樋焼を継承する大樋長左衛門、独特の白釉を生み出し、唯一無二の作風を確立した三輪休雪など。大樋長左衛門は9代目と10代目で同じ富士山をモチーフにした作品が並びます。
福嶋達也副館長は「作家それぞれの表現をご覧いただき、地域に根差した美意識や技法の違いを感じてほしい」と話しています。

廣澤美術館本館=筑西市大塚
会期:2026年4月5日(日)まで※月曜休館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館30分前まで)
入館料:一般1000円、大学・高校生700円、小・中学生500円、未就学児無料
問い合わせ:☎0296-21-1234
ホームページ:https://www.shimodate.jp/
