大政山は茨城県桜川市と栃木県真岡市の県境にある山で、山中を北関東自動車のトンネルが通っています。最近まで山頂が桜川市にあることを知りませんでした。これを知ってから登りたいと思い、5月4日に登ってきました。

桜川市から見る大政山(5月4日撮影)
仏生寺から登山開始
大政山の山頂は桜川市ですが、登山口は栃木県真岡市南高岡の仏生寺公園となります。

仏生寺公園駐車場=栃木県真岡市南高岡
午前10時30分、登山開始です。登山コースは駐車場から直接登るコースと、仏生寺を経由するコースがあります。今回は、仏生寺経由コースを選びました。
仏生寺の参道には、シダレザクラが生えていました。仏生寺に来たのは初めてですが、桜の時期はきれいなことでしょう。

仏生寺参道の桜並木=栃木県真岡市南高岡
100メートルほど桜並木を歩くと、山門がありました。山門の両側に立つケヤキが大きくて驚きです。これだけでも一見の価値があります。

仏生寺の大ケヤキ=栃木県真岡市南高岡
本堂にて登山の安全をお願いして登山道に進みます。登山道にはところどころに石塔が置かれていました。

登山道にある石塔
近づいて見てみると「芳賀新四国霊場」と書かれていました。

山中に88の石塔があります
四国八十八ヶ所霊場を模して、山中に88の石塔が置かれています。四国巡礼は大変ですが、ここでしたら1時間程度で巡礼できそうです。
小錫杖から浅間山へ
仏生寺から10分ほど登ると小錫杖(標高170メートル)に到着しました。視界が開け、気持ちがよい眺め。この日は曇りでしたが、天気が良ければ日光や那須の山々が見渡せることでしょう。

眺望のよい小錫杖
小錫杖の直下には分岐がありました。大政山へ直接登るコースと、浅間山を経由するコースです。
急ぐ登山ではないので、浅間山コースを進みました。
分岐から10分、浅間山(標高205メートル)に到着です。浅間山も大変良い眺望でした。次第に天気もよくなり、青空も見えるようになりました。気分爽快です。

浅間山からの眺望
しかし、このあと大下りが待っていました。標高205メートルから一気に標高50メートルに。最後には車道に出てしまい、せっかく稼いだ標高を失ってしまいました。

登山道から車道に出ました
ややがっかりですが、気を取り直して無心に車道を歩きます。新緑とこもれびの中を20分ほど歩き、大政山入口に到着です。

大政山入口と書かれた道標
いよいよ大政山
最初は緩やかな登山道でしたが、途中からきつい登り坂になります。場所によってはロープも張られています。低山ですが、予想以上に手強い山と感じました。

急な登りが続きます
大政山入口から約30分、最後は息も絶え絶えになり、ようやく大政山(標高283メートル)山頂に到着です。時間は午後0時30分。仏生寺公園からちょうど2時間かかりました。

大政山山頂
山頂は木々に覆われ眺望はよくありません。山頂は桜川市のため、猟区岩瀬町(桜川市の旧町名)という看板がありました。
桜川市から登るコースもあるようですが、藪でまったく整備されていません。

桜川市からの登山コース
5分ほど休憩して下山開始です。下山は仏生寺公園駐車場へ直接向かうコースを進みました。
このコースも急な下り坂です。30分ほど下ると参らず池に出ました。参らず池とは面白い名前です。近づいてはいけないという意味なのでしょうか。

新緑に覆われた参らず池
参らず池からは車道歩き。仏生寺から近づくと左手に大きな山桜がありました。かなりの巨木です。満開の時期に見てみたいものです。

仏生寺の近くにある大きな山桜
午後1時45分、仏生寺公園駐車場に到着。約8.6キロメートル、3時間15分の山旅でした。
山頂だけが桜川市の大政山。登山道は真岡市ですが、きれいに整備された山でした。
所在地:栃木県真岡市南高岡254-3
