歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」にスポットライトを当てた「ゲームと美術」展が7月11日(土)から、栃木県立美術館(宇都宮市桜4丁目)で始まります。足利市出身のシブサワ・コウさんが生み出した不朽の名作ゲームを芸術作品として紹介する、今までにない注目の企画展です。
「信長の野望」とは?
ゲーム好きでなくとも、大人の方なら「信長の野望」というワードを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
1983年の第1作発売以来、シリーズ累計出荷本数が1,000万本を超える世界的ゲームで、プレイヤーは織田信長や武田信玄などの戦国大名となって天下統一を目指します。
このゲームの生みの親が、足利市出身のシブサワ・コウさん(本名:襟川陽一さん)。発売元のゲームメーカー「コーエーテクモゲームス」の前身である「光栄(コーエー)」も、シブサワさんが足利市で創業しました。
くしくも足利市は、のちに天下を治めた足利氏の発祥の地。“日本最古の学校”とされる足利学校や鑁阿寺など史跡にも事欠かない土地柄です。
1980年代当時は珍しかった“歴史シミュレーションゲーム”というジャンルを開拓したシブサワさん。その背景について、過去の下野新聞のインタビューでは「足利で生まれ育ったことが大きいのかも」と明かしています。
企画展の展示内容は?
7月11日(土)から栃木県立美術館(宇都宮市桜4丁目)で始まる企画展のタイトルは「ゲームと美術 信長の野望 コーエーテクモゲームスの野望-インタラクティブ・アートの誕生」。
ゲームを単なる娯楽やデザインとしてではなく、人々に新しい体験をもたらす芸術として再評価するという意欲的な試みです。

ゲームを「インタラクティブ・アート」(鑑賞者を巻き込むことで表現を成立させるアート)として取り上げる動きは世界的に広がっていますが、栃木県立美術館がゲームに関する展示を行うのは初めて。
これまでのシリーズの変遷を伝える映像や年表、貴重なパッケージ原画などが展示されるほか、ドット絵の1作目や2022年発売の新作を体験するコーナーも設けられるということです。
会期&観覧料金は?
会期は9月6日(日)まで。夏休み期間と重なることもあって、ふらっと家族連れで来館することもできそうです。
観覧料金は一般1,500円、大学・高校生800円、中学生以下無料。オンラインチケットは7月10日(金)までの購入で一般200円引き、大学・高校生100円引きとなります。
*オンラインチケット購入は栃木県立美術館のページから(https://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t260711/index.html)

栃木県立美術館
栃木県立美術館には80台分の駐車場があり、利用は無料(9:00~17:30)。北関東3県境エリアから車で訪れる場合は、東北自動車道(鹿沼ICから約15分)や栃木街道(県道2号宇都宮栃木線)などがアクセスルートとなります。
JR宇都宮駅や東武宇都宮駅からバスを利用してもスムーズに来館できます。桜通り十文字で下車して徒歩2分ほどです。
期日:2026年7月11日(土)~9月6日(日)
時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日(7月20日は開館、翌21日休館)
主催:栃木県立美術館、下野新聞社
特別協力:株式会社コーエーテクモゲームス
HP:https://www.shimotsuke.co.jp/list/gameart2026
