いよいよ今年も、待ちに待った桜の見頃時期を迎えました。天候が少し気がかりですが、今週末はお花見の大チャンス!4月5日(金)に栃木県内の<とりぷれ>エリアを巡って開花状況を確かめてきましたので、おでかけの参考になさってください。
太平山
梅雨時期は紫陽花(アジサイ)、秋は紅葉の美しさでも知られる太平山ですが、春の桜はもちろん外せません。麓の遊覧道路からは約2kmの「桜のトンネル」が続きます(写真はそのトンネルの“入り口”です)。開花が進んでいて、心躍るドライブが楽しめます。
この時期は渋滞緩和のため、北側遊覧道路からの一方通行となっています。駐車場も、展望台の目の前の謙信平駐車場は有料(1台500円)ですのでご注意を。謙信平から徒歩5~10分程度の大曲駐車場、大平沢駐車場は無料で利用できます。
謙信平周辺の桜は、まだ見頃手前といったところ。それでも、関東平野との競演は見事なものです(天気が今ひとつでしたが…)。
すでに観光客の姿も多く、お茶屋さんで買った太平山の三大名物「焼き鳥、だんご、卵焼き」を味わいながらのお花見、という最高のシチュエーションを楽しんでいるのでしょうか。
大曲駐車場では、かなり大ぶりな桜が満開となっていました。存在感がすごいですね。
錦着山
太平山の麓にある標高80mの小さな山ですが、実はこちらも桜の名所です。まだ見頃までは至っていないようでしたが、満開になると斜面が桜色に染まります。
桜越しに見える市街地の眺望もなかなか。台数は多くありませんが、山の下には駐車場も備えているので、お花見にも適しています。
つがの里
東京ドーム5個分の広大な敷地に、さまざまな施設や遊具を備える都賀地区の「つがの里」。開花時期の異なるしだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜が次々と咲き誇り、約1カ月にわたって桜を楽しめます。
4月7日(日)まで「つがの里 花彩祭(はなさいさい)」が開催中で、キッチンカーが出店するほか、土日にはイベントも。
シンボルとなっている樹齢180年の山桜「つがの里桜」は、開花時にはライトアップされるということですが、5日(金)の来訪時はまだ1、2輪程度。当然ながら、ライトアップもまだ始まっていませんでした。
ソメイヨシノなどは咲いている様子でした(暗くて写真はうまく撮れませんでしたが…)ので、お花見は十分楽しめるのではないでしょうか。
ほかにも名所が
栃木市観光協会のホームページ(https://www.tochigi-kankou.or.jp/)などでは、ほかにも市内で美しい桜を楽しめる場所が紹介されています。
最新の開花情報もX(旧Twitter)などで随時更新されているので、チェックしましょう。
- 大平運動公園(大平町蔵井)
- 金崎の桜堤(西方町金崎)
- 藤岡渡良瀬運動公園(藤岡町藤岡)
- 遊楽々館「花見園」(岩舟町三谷)
- 宮の桜堤(宮町)
その美しさと、短期間で散ってしまう儚さが心をとらえて離さない桜。今しかない春を満喫しに、足を延ばしてみませんか。